第284号 3月19日

 子どもたちと大掃除

 今日の4時間目、子どもたちと大掃除をしました。
 私は、何かやる時に、必ず目的を明確にします。「何のため」です。
 子どもたちに「何のために大掃除をするのですか。」と尋ねました。さすが二年生です。ちゃーんと正解が出てきました。一年間お世話になった教室に感謝をすること。来年入る二年生に気持ちよくきれいな教室を使ってもらえることです。その他に、私としては、働くことの楽しさ、快さを体感してほしいこと、協力することの大切さを知ること、進んで気がついたところを動くということなども気持ちの中にありました。
 ねらいをしっかり押さえた上で、「心をこめてきれいにしましょう。」そして、「隅っこのゴミをきれいにとってね。」という指導をしました。
 今日は、お好きなところどうぞではうまくいかないと思ったので、いくつかに分担をしました。
 棚のグループは、図書やランドセルを全部出して、棚をふいてくれました。服かけのグループは、黒板の掲示物もきれいにはがして、ふいてくれました。廊下のグループは、長い廊下や窓まできれいにふいてくれました。黒板グループは、すみまできれいにふいてくれました。床ふきグループは、雑巾で、最初は机を全て下げて、前を拭き、続いて、全部机をあげて、後ろをふきました。こびりついている汚れがとれました。給食台グループは、中に入っている牛乳パックの空を始末し、袋などもきれいに整理してくれました。水飲み場グループは、流しのゴミや、鏡をきれいにしてくれました。
 予定時刻が12時5分でしたが、それを少し回りましたが、給食時間までには掃除を終えることができました。
 掃除が終わって全員が座った時に私は言いました。「今どんな気分?『
やってよかったなあ。』と思った人は一生懸命やった人です。」お互い、顔を見合わせていたようですが、多くの子どもたちは、いい顔をしていたので、よく働いたんだなあと思いました。
 私の目で見ていて、やはり多くの子はきちんと働いていました。その一方、担当の場所をどのようにやったらいいか迷っている子には、指示をして、動きやすいようにしてあげました。
 子どもたちと過ごすのも残すところあと三日。お世話になった教室に感謝しながら過ごしたいと思います。尚、靴箱、靴箱の皿も子どもたちと一緒に掃除しました。