第281号 3月12日
わにのおじいさんのたからもの
アレクサンダを卒業として、最後の教材に入ります。おにの子は、美しい夕日をたからものだと思います。短くてすてきなお話ですので、是非お子さんの読みを聞いてあげてください。
そこで子どもたちに、「あなたたちの宝物ってなあに?」と聞きました。「もうひとつ、その理由も考えて、ノートに書いてね。」と指示をしました。
最初は、DS、カセットなどという言葉が飛び交っていましたが、少しずつ子どもたちは深く考え始めました。たぶん「理由を書きなさい」っていうところで、考えをもう一度巡らしたのだと思います。単なるものではなくて、そこに人と人との心の関係があるかということに気づきました。
ノートに書いてもらった後、発表してもらいました。全員にです。発表の後拍手をすることになんとなくなりました。一番拍手が多かったのは誰だと思います?「仏様」です、いつまでも拍手が続いていました。子どもたちが仏様をどれだけわかっているか、もっとも大人もそうですけれどね。でも手を合わせるっていうことの大切さは子どもたちなりに、きちんとわかっているのでしょうね。それでは、子どもたちの宝物の内容です。
S〜「くまの人形」わたしのおじいちゃんがくれたからです。
T〜「かぞく」生んでくれたからです。
K〜「いのち」生きられないからです。
M〜「ようち園のときのアルバム」それを見るとようち園の友だちを思い出すからです。
M〜「かぞく(もももかぞく)」自分を生んでくれた親だから。おじいちゃんやおばあちゃんもです。
K〜「仏様」いつも守ってくれるからです。
S〜「ネックレスとゆびわを入れるはこ」たんじょう日にママがはこをかってくれたからです。
D〜「二年一組のみんな」思い出にのこるからです。
E〜「友だち」友だちがいないとだれでもあそべないし、ひとりぼっちだからです。
C〜「友だち」せっかく自分の友だちになってくれたのに、けんかをしたり、わかれちゃったら友だちあ少なくなるのがいやだからです。
Y〜「ちきゅう」みんなのいばしょがあるからです。
N〜「ソフトボールのサインボール」オリンピックでゆうしょうした人たちのソーかんとくから、はじめてサインをもらえたからです。
R〜「犬」すごく、まるまるとふとってかわいいからです。
T〜「二年一組のみんな」思い出にのこるからです。
T〜「DSライトとプラチナ」じいちゃんがけいひんでもってきてくれたから。
D〜「いのち」そのわけは、生きていけないからです。
M〜「かぞく」やさしくしてくれたからです。
M〜「いのち」一つしかないから。
D〜「家ぞく」まもってくれるからです。
T〜「いのち」いのちがなきゃ、生きられないからです。
R〜「いのち」いのちがなきゃ生きられないからです。
M〜「ゲーム」ゲームをやるとおもしろからです。
M〜「かぞく」ママとパパと妹がすきだから。ママのおいしいりょうりが食べられるし、妹といっしょに、あそべるし、パパとどこでも行けるからです。
H〜「親」親がいないと学校とかに行けないからです。ごはんも食べられないからです。