第272号 3月3日

 アレクサンダとぜんまいねずみの暗唱に挑戦中

 昨年の今頃「がまくん」をがんばって覚えていたのを思い出します。もう一年が経ったのですね。今も、私に、「先生、私まだがまくん言えるんだ。」って教えてくれる子もいます。
 二年生最後の課題は、「アレクサンダーとぜんまいねずみ」です。教科書で11ページあります。もちろん去年のがまくんより、字は小さいですので、ボリュームアップです。
 子どもたちはもうすでに、ご家庭でも毎日読みの練習をしているのでご承知かとは思いますが、人間に嫌われているねずみアレクサンダが、いつも人間にちやほやされているゼンマイのねずみウイリーにあこがれ、魔法使いのとかげに、自分をゼンマイねずみに変えてもらえるように頼みます。ところが魔法には、むらさきの小石が必要ですがなかなか見つかりません。そんな時、ウイリーは新しいおもちゃと入れ替わりに捨てられてしまいます。やっとのことでむらさきの小石をみつけたアレクサンダは、ぜんまいねずみのウイリーをほんもののねずみに変えるように頼みます。魔法が効いたから大急ぎで家にもどると、見知らぬねずみが。そうウイリーでした。二人は朝まで、踊り続けたというお話です。心温まるホッとする話です。
 子どもたちは二人一組で読んだり、今日は全員立ってもらって、ついていけなくなったら座るということもやってみました。もう三ページ四ページ進んでいる子もいます。今日のトップ賞はSさんでした。時間の関係で最後まではやってもらえませんでしたが、みんなで大きな拍手をしました。
 できれば、絶対の自信になります。一回読めば一枚シールという約束です。是非家庭でも、お子さんの読みに、耳を貸してあげてくださいね。