第268号 2月27日
やっぱりちょっと難しかったかな
今日のかけ算の工夫は、私が東京視察で二年生の研究授業で行った者の追試でした。
最初の切り方(図上)がもうちょっと早く出てくるかなあと思ったのですが、ちょっとそこで手こずってしまいました。どうしても真ん中のように一本線で描こうとしていました。回答を見ると「なあんだ。」というところですが、結構子どもたちは夢中になってやっていました。このパタンの立式は、比較的容易に子どもたちから出てきました。
真ん中は、最初のパタンを考える段階で当然出てくるであろうと予想したパタンで、これは、かけ算の立式に使おうとしていました。
かけ算は、一つ分の数×いくつ分で出てきます。5というかたまりをどのように認識することができるかという課題です。この課題にH君が見事に5×5+1という式を立て、説明してくれました。この速さは東京の学校の子どもたちを上回っていたように思います。
ここをもっと子どもたちと討議していきたかったのですが、残念ながら、授業はここまでで終了してしまいました。私は、自分の考えを発表していく力をもっとつけていくということが課題であると反省しました。
今回の授業でも「○○君の考えをわかってあげられる人」ということで、他の人に代わって説明してもらう場面がありました。うまく説明できなくても、たとえ間違った考えをしていたとしても、それをフォローする雰囲気を作ることができます。今日もそのことは機能していたように思います。
渦巻きの方は、子どもたちの動機づけの様子を見ながら、扱っていこうと思います。おうちでも時間があったらみんなで考えてみてください。
今日は、多くの保護者のみなさんの参観ありがとうございました。