第264号 2月24日

 問題を作ることを考える

 国語で最後の教材「アレクサンダーとぜんまいねずみ」の前に、漢字教材があります。今日は、真ん中の文字を使ってできる漢字を作る勉強をしました。教科書では、自分でその漢字が入った熟語を作ればいいのですが、私は一ひねりして、他の人に解いてもらえるような問題にして、ノートに書いてもらいました。写真はその一部です。子どもたちがノートに問題を描いている間、私は子どもたちの間を周りながら、「これは!」っている子どもたちの作った問題を黒板に書いていきました。
 写真は白黒でわかりにくいと思いますが、最初黒板には、左の図のように書いておきました。そして、一定時間をおいて、子どもたちに答えを考えさせます。
 今日の問題で一番難しかったのは、「日」の部では一番子どもたちが悩んだのは「音楽」でした。両方の字ともマスキングされていましたから。そして、「土」の部では、日直でした。答えが出ると、「あ〜」という声が聞こえました。
 子どもたちは、夢中になって問題を作っていました。問題を作るのは難しい子もいて、そういう子どもたちは、出てきた問題を解くことにがんばってもらいました。
 こういう流し方は、思いつきだったのですが、子どもたちは見事食いついて、みんな夢中になって勉強していました。
 この日の宿題は、「田」を使って授業と同様に問題を考えてくることです。「野」、「男」、「町」など田の入った漢字は子どもたちの習った中にもたくさんあります。家に帰って夢中になってノートいっぱいに書いてくる子がたくさんいることを願っています。
 これが終わるといよいよ最終教材、アレクサンダーです。今回もがまくんと同様、「読み」を中心に指導していきたいと思います。