第259号 2月18日

六年生を送る会に向けての取り組み

 私も次から次へとグループをつくって、頭に入り切らないのです。グループの人数が違うので、いたしかたありません。今日から六年生を送る会(六送会)の取り組みを開始しました。
 二年生は、六年生への感謝の気持ちを込めて、春夏秋冬と希望を太陽、海、空に例えて、グループごとに大きな絵を示しながら、六年生への感謝の言葉を語っていきます。
 今回のグループは次の通りです。先頭がリーダー、次が副リーダーです。 
太陽〜S、M、R、T、R、
春〜W、C、Y、K、M、S
秋〜S、N、T、S、A、M
海〜D、K、T、R、M、M
 子どもたちは、希望によって四つのグループに分かれました。もちろん、全ての子どもが希望通り行くわけではありませんが、だだをこねるようなところは、このところ見受けられず、思い通りにいかなくてもがまんをすることがだんだん身についてきたように思います。
 グループが決まったあとは、今日は台詞には取り組まず、図工の時間に絵への取り組みをしました。絵の下書きは二組のR先生に描いていただきました。
 五人(一グループは六人)のグループで色をつけました。写真は「秋」のグループです。
 色を塗るだけですが、どのように配色するのか、だれがどこを塗るのか、リーダーを中心に塗る前に打ち合わせをさせ、それから塗るように指導しました。
 最近の私の指導は、リーダーのリーダーとしての力をつけること、その中身は、グループをまとめる役であることを認識すること、そして、リーダーとして信頼される振る舞いができることです。私は班の意見を聞く時は、必ずリーダーを通して聞くようにします。窓口を一つにすることによって、班の気持ちを一つにし、リーダーに託すこと、リーダーは責任を持って、班の意向を私に伝えることになります。
 世の中にはいろんな組織があります。私はどんな組織においても、形だけの委員長とか、会長というのはいやです。リーダーシップが取れないのであれば引き受けてほしくないという考えです。やはり引き受けたのであれば、しっかりリーダーシップをとって、組織の人たちに信頼されるリーダーになってほしいと思っています。
 成人式論の時にも述べましたが、これからの時代、若い世代の強いリーダーが求められていくと思います。子どもたちがこれから出会う様々な人間関係の中で、いつでもその流れに乗るだけではなく、時には先頭を切って、新しいものを生み出していくこと、実態に合っていないものを切ることなど、リーダーシップを取ることができる子どもたちを育てたいという願いがあります。