第253号 2月12日

 他の先生に叱られて

 休み時間は、子どもたちにとって、友だちと元気に遊べる待ち遠しい時間です。その一方ここのところ、廊下を中心に警泥(警察と泥棒)ごっこなどが密かに流行っているようです。元気に遊びたい気持ちはわかりますが、廊下やホールで走り回るのはご法度です。教室での全体指導や廊下の見回りで、ほめて、なだめてということで、指導をしているところです。
 今日の昼休みに私が廊下を回っているとき、4年生の先生に女の子数人が呼び止められて、しかられていました。初めてではないということで、けっこうきつくしかられていました。
 教室に戻って子どもたちにもう一度指導しました。「自分の学級でなくてもしっかり叱ってくれる先生はすばらしい先生です。悪いことをした時は叱ってもらった方があなたたちにとって幸せなことです。廊下をきちんと歩かなければならないことは十分わかっているはずだよね。どの先生もビシビシ注意しますし、また、もうすぐ3年生ってことを考えれば、廊下の歩き方は考えられる学年だよね。」というお話をしました。
 今日は、いつも私に叱られるよりもだいぶお灸が効いたようです。子どもたちの心に届いて、今度から行動に表れてくれるといいなあと思います。

姑息(こそく)なやり方だったかな。

 牛乳パックを洗わないでごまかす子どもが、少しですが、依然としているのが残念です。
 今日は姑息なやり方だったかなあと思いますが、「いただきます」をしてから、私がマジックを持って、一人一人に「何番?」って聞いて、牛乳パックに出席番号を書きました。洗い残しがあると番号で、それが誰だかわかるからです。
 さて、結果は、洗い残し0でした。ずるいもんだなあというか、だいぶ賢くなってきたなあというか、一応効果ありということでした。
 でも信頼関係の上で学級を経営しているので、「やればちゃんとできるっしょ」ということで、一回きりにしておきます。
 インターネットの世界で匿名性をいいことに、無責任な発言が飛び交っていることによく出合います。最近は、それが度を過ぎることから、当局も悪質な者は摘発に動くことがあります。きちんとしたルートで調べれば発信源がわかるからです。
 捕まる、捕まらない、わかる、わからないではなく、良いことか、良くないことかで、行動することができる子どもたちになるよう、指導していきたいと思います。

 今日(木曜日)午後4時から、昨年教育実習で子どもたちと一緒に2週間を過ごしたA先生の学校を視察してきます。子どもたちの何人かから手紙を預かりましたので、それも届けながら、子どもたちの様子を話してきます。