第247号 2月5日
やっぱり子どもは工作大好き
国語でおもちゃ大会をしようという教材で、6つのグループに分かれ、ビー玉とばし、わりばしでっぽう、糸電話、竹とんぼ、ストローロケット、ぶんぶんごまの作り方について、材料、作り方、遊び方を発表してもらいました。
その後、発表した遊びの中から、作りたいおもちゃを二つ選んでもらいました。一番人気は、わりばしでっぽうでした。
今日の図工は子どもたちがとっても楽しみにしていたおもちゃづくり。
朝からそわそわしているのがわかる感じです。
授業のはじめに、子どもたちに材料を配りました。ぶんぶんごまだと、駒の大きさの2つの○を描いた厚紙と、たこ糸、竹とんぼだったら、トンボの部分の厚紙と、丸箸、つま楊枝2本そして、角をとめるためのたこ糸という具合です。
教室の前に机の上に、それぞれの完成品を置いて、わからないところは見ながら作ってもらいました。
一番人気のわりばしでっぽうは、「どうやって作るの?」という質問が多かったのですが、作りとしては簡単なので、私は、教えないで、「できた作品をよ〜く見て作ってごらん。」と言いました。それでもピンと来ない子には、「作ったグループの人に聞いてごらん。」とそちらに振りました。H君、R君、T君、D君のグループのところにはたくさんのお客さんが来て、みんな親切に教えていました。
さて、私はというと、竹とんぼのアンテナ作りととんぼの穴開けでした。とんぼに穴を開けて、箸を差しただけでは空回りするので、箸の先につま楊枝で3oほどの角を二本だし、とんぼにはその間隔で穴を2つ開けます。そうすると、空回りせず、とんぼのみが勢いよく飛び上がります。実は昨年の北斗市学習フェスティバルで私がインストラクターをしたので得意だったわけです。
それもあるのですが、小学校二年生の発達段階で、確実にできる仕事内容と、どんなに丁寧にやろうとしてもまだ難しい内容というのがあります。測って紙を切るとか、正確に穴を開けるとかは、しっかりと指導したとしてもなかなか子どもはできないものです。そういうのは「ここはやってあげるね。」でいいと思います。
ぶんぶんごまや、ビー玉とばし、糸電話、ストローロケット、そしてわりばしでっぽうは、自分たちの力だけで十分にできる内容でした。
二時間の図工の時間でしたが、ほぼ全員が作り終え、早くできた子は材料が残っている他の作品に挑戦するなど、最後まで飽きることなく一生懸命作品作りに取り組んでいました。