第243号 2月2日

 本郷では子どもたちの挨拶がよくなってきたと聞きました。

 土曜日に本郷町内会の総会があり、私も参加してきました。
 昨年のひばりにもたぶん書いたんじゃないかと思いますが、「挨拶をする子どもたちを育てるためには、大人の方からどんどん挨拶してください。」と。昨年の総会で、「大人からどんどん挨拶をしてください。」ということをみんなにお願いして、総会で質問しました。「子どもたちの挨拶はよくなりましたか。」って。町内会長さんから、地域でもスポーツセンターでも、挨拶が改善されたというお話を聞きました。少し割り引いてきいたとしても、地区の挨拶は向上したことは間違いないようです。
 私も、ちょっとやりすぎかなあと思いながら、朝でも昼でも夜帰りでも、子どもたちにも、お年寄りにも、知っている人、知らない人、みんなに挨拶をするようにしています。最初は「なあにこの人?」みたいなところがありましたが、近所の人たちも町で会う人も、結構挨拶が返ってくるようになりました。特にレノンと一緒の時は、その後、一言二言会話もあります。
 今日も朝早くぐるっと走って来たのですが、「おはようございます。」が返ってくると、朝日も一緒に微笑んでいるようにすてきな気分になりました。
 自分で勝手に挨拶運動の旗をあげて、挨拶をするようにしているのですが、多くの人と顔見知りになることができて、地域の住人、地域の先生に近づいたかなあと感じるようになりました。
 家庭があって、学校があって、そして地域があります。そして、地域の結びつき、地域の教育力の低下について、いやでも話題になってきます。言うまでもなく子どもたちは、家庭や学校で育てるのみならず、地域で育てることも大切であります。
 地域で、子ども育成会などや町内会活動などで、役員などで事業を進めている方はとても尊いと思います。その一方、保護者の皆様は、仕事や家庭で、毎日忙しい生活を送っているわけで、なかなかそっちの方まで手が回らないという現実もあります。
 そんな中でも、時間を作って、子どもたちのために、そして地域のために活動する機会と時間を作って参加してみると、いつもと違った新鮮な気持ちで新しいエネルギーが生まれて、生活にも張りができるものだと思います。私がいつも子どもたちに言っている「やってもやらなくてもいいけど、やった方がいいと思うことは言われなくてもやっていく人になろう。」につながると思います。
 自分も銭亀に住んでいた時、二年間自治会役員をやって、多くの仕事をしてきました。忙しかったけど、また充実していて、楽しかったです。そして、企画力というものを身につけたように思います。
 保護者の皆様の多くは、三十代。体も行動力も油に乗った時期です。どうぞ、地域を大切に地域で輝くお父さん、お母さんであってほしいなあと思います。
 その後ろ姿は、間違いなく、子どもたちにとっても親への尊敬につながりますし、地域を愛する子ども、みんなと仲良くなる子どもの心を育てることにつながります。
 私も先ほど町内会長さんから、役員を頼まれたので、どれだけできるかわかりませんが、地域のためにがんばりたいと思います。