第242号 2月1日
三日間でやった仕事
水曜日から金曜日までの研修は、平成23年度から小学校5、6年生で実施される外国語活動の導入に対して、学校の代表者が集まり、その意義や授業のしかたなどを学ぶ研修会でした。全部の先生方に講習を行うことは大変なので代表の先生に講習を行い、それを各学校で先生方に伝えてくださいということでした。私も大野小学校で先生方に勉強してきたことを伝えてきます。
保護者の7割ほどが小学校から英語が入ることに理解を示しているのに対し、教職員は3割と大きなギャップのある中、この2年間で、どのような形で準備を進めていくのかが大きな課題となっています。それももっともかなと思います。私は多少なりとも英語教育に携わってきましたが、多くの先生方は、英語はしゃべれない、へんな発音を教えたらどうしよう、ALTが来ても打ち合わせができないなど、不安を抱えています。
でも、今回の研修で、「私たちは日本人なんだから、日本語英語でいいかない。通じれば。」っていう意識を持つこと、「正しい発音は、CDやALTに任せよう。」、「子どもたちと一緒に英語を楽しもう。」という気持ちを持って来るべき英語を迎えようということが大切だということを研修しました。
前半は聞いていることが多かったのですが、後半は、実際に授業をやってみようという研修でした。私たちは五人のグループで、日吉ヶ丘の先生がALT役、私が担任の先生役、あと鹿部と鱒川と福島の先生が子ども役をやって授業をしました。たくさんのフルーツの絵を書いて、お店屋さんからフルーツをもらって、フルーツパフェを作ろうという授業でした。この授業には、今後、英語の教科書的な存在となるであろう「英語ノート」の5年生に実際にあるものでした。たった10分の授業でしたが、授業プランから、教材作りまで、楽しくおしゃべりしながらやってきた仲間。息のぴったりの授業ができました。
三日間ということで、ちょっと長かったなあと思いながらも、新しい人のネットワークもできたし、楽しく模擬授業もできたし、有意義な三日間でした。学んできたことを子どもたちのため、大野小学校のため、還元できるようがんばります。
さて、学級の方ですが、朝、朝自習のストップウォッチを押して、「行ってきます。」という毎日でしたが、廣田先生を中心に入っていただき、がんばって勉強をしていたという様子を聞いています。きっと私にないいいところをたくさん学んでくれたものと思います。
今週はいますので、おもちゃ大会の発表やおもちゃ作り、九九全員合格パーティーなどの企画を進めて、子どもたちを指導していきたいと思います。