第233号 1月23日

 まるつけが終わりました。

 写真は、始業式の日に子どもたちが提出してきた勉強の成果の山です。基本の学習プリントはもちろんですが、その他に、オプションで課題を持ち帰った子もおり、半端じゃない量の提出となりました。
 二十五日間、一日も欠かさず日記を綴り続けた子も複数いました。たくさんの本を読んで読書カードに感想を書いて来た子もいました。毎日百マスをやり、成果を上げて来た子もいました。冬休みの学習全てを見出しをつけて、ファイルにしてきた子もいました。フラットファイル一冊にびっしり学習の成果が綴られていました。
 一つ一つ丹念に丁寧にとまでは行きませんが、全ての子どもたちの成果に目を通させていただきました。今回も保護者の皆様におかれましては、お忙しい中とは思いますが、マルつけにご協力いただきまして、心よりお礼申し上げます。間違えたところをその場で直すということで、子どもたちも力がついたことと思います。
 さて、三学期はとても短い学期にはなりますが、冬休みでも学習習慣をきちんと持ち続けたように、学校が始まってもやることはしっかりやるという家庭学習習慣の継続をよろしくお願いします。プリント類は、二学期同様毎日、漢字二十問とその答え、百ます、日記、国語か算数のプリントを一枚か二枚を子どもたちに渡しています。宿題ではありませんが、お子さんの様子を見ながら、出来る限り取り組みをお願いします。
 また、何回かお話していますが、学期の始まりを一つのきっかけとして、取り組みの開始としていただければ幸いです。
 特に、日記については、「書くことは考えること」であり、書く力を伸ばすことのみならず、子どもの思考力も育てます。毎日書き続けるのと、学校で指導する作文の時間に書くだけとは、差が付くことは自明です。毎日はゆるくなくても、書ける時は書かせるよう励ましていただければ幸いです。
 昨年の全国学力テスト・学習状況調査の結果からも、家で全く勉強をしない小学生が少なくないことに現場教師として、悲しみを覚えます。生涯学習の時代ではありますが、やればやるだけ頭を鍛えることができる二十歳ぐらいまでの学ぶべき期間は、苦しくても勉強をして、しっかりした知識を、そして、その知識が結びつき合って、知恵として発揮できるよう、子どもたちを励ましていきます。