第228号 1月20日
冬休みの生活習慣
子どもたちに冬休みの健康調査というのが保健の先生から来て、子どもたちにやってもらいました。前段にインフルエンザにかかったかどうかやけがや病気をしなかったかというのがありました。その次に冬休みの生活についての設問がありました。「冬休みの生活について、どちらかといえば、当てはまる方を○で囲んでください。
1. 早寝早起き できた・できない17
2. 歯みがき できた・できない2
3. テレビの時間 時間をきめて見た・見るぎた19
4. ゲームの時間 時間をきめてした・しすぎた19
5. おやつ たべすぎないようにした・たべすぎた3
(最後の数字はいずれも、ダメな方を選んだ子どもの数)
早寝早起きについては、まあ冬休み中ということを割り引いて、こんなところでしょうか。なんぼなんでも12時を回っているなんてことはないでしょうねぇ。歯磨きはだいたいよろしいですね。うちの親はよく言っていました。「歯は一生使うんだから、大事に磨きなさい。」って。
問題なのは3番目と4番目。
まず、考えたいのがテレビ。よくテレビが朝から晩まで、人がいる時はず〜っとついていることはないでしょうか。テレビを子守りにさせるのは私は反対です。テレビの番組表を見た時、「どの番組をみようかな。」という選択の中に、「テレビを消す。」という選択肢も是非入れてください。
それと、ゲームですが、これもしすぎたという回答が19名。多すぎますねぇ。ゲームのいいところは、はっきり言って「その場だけ、ワクワクドキドキで楽しいこと」であって、子どものこれからの人生にとって、そして、子どもの学力育成にとって、円滑な人間関係を築いていくことにとって、メリットを私は、見いだせません。子どもの遊びは孤立しがちになるし、目は悪くなるし、現実と仮想の世界がごっちゃになっているように思うし、私は特に小さい子がはまるのは危険この上ないと思っています。
述べたのは私の考えであって、各ご家庭で、それぞれ子どもにゲームをさせるという考えはあると思いますので、押しつけはいたしませんが、決まりをきちんと作って、それを守らせるということは、今一度原点に戻って考えてほしいなと思います。
ゲームに代えてということだけではありませんが、家族でのコミュニケーションの時間を大切にしてほしいなあと思います。子どもが親に何回笑顔を見せたかは、親が子どもに温かい心で声をかけた回数と言い換えることができるのではないでしょうか。子どもが親にしかめっ面を見せたかは、親が子どもにした回数に誓い物があるのではないかと思います。
どうぞ、家庭では、同じ空間に集まってそれぞれが、それぞれのことをするのではなく、楽しく笑いながら、それぞれが今日あったことや、お父さんお母さんが小さい頃の話など、語り合える時間を大切にしてほしいなと思いました。