第216号 12月17日

 やっぱりインフルエンザでした

 今日火曜日は朝から平熱に戻りました。昨日は熱があって「もしかしたらインフルエンザかな」と思ったのですが、マイナス判定。今日は、「もしかしてただの疲れだったのかな?」と思って増田クリニックに行ったら、「うすいけどインフルエンザAがプラスだわ。」と言われました。「5日間出席停止。」という宣言を受けまして、たいへん申し訳ありませんが、今週いっぱいお休みです。子どもたちにうつしていなければいいなあと願うばかりです。
 今、教室に行ってマルつけをしてきました。だーれもいない教室ですが、きちんと班の形になっていて、私の机の上も整理整頓されていて、代わりに教室に行ってくださった先生に感謝です。

 宿題へのこだわり

 きのうの「ひばり」で三角形、四角形を探す宿題のことをお話しましたが、先ほどまるつけをしていて、驚きました。三個以上ということでお願いしたのですが、十個、二十個と書いてきてくれた子も結構いました。さらに、驚いたのは、昨日のK君、Tさん、ノート何ページにもわたって、調べていました。私が思うに、昨日、家に帰って、ずーっと家の中を探し回ったのではないかと想像し、その姿が目に浮かびます。
 宿題は三個以上だから、三個やってくればいいのです。子どもたちにとって、三角形のものを三個探すのも結構大変なことと思います。
 私は、時として、熱くなって一つのことにのめりこむ人が大好きです。全てのことにのめりこんでいたら一日二十四時間では足りませんので、「ここぞ。」と思うところだけでいいのです。子どもたちが、何か熱くなったことが、将来開花する種がほんの少し発芽する瞬間かもしれないと思うのです。
 私も、時としてのめり込むタイプです。この間の英語の授業の時も、ティーチングプランや教材作りに四十五分の授業の何倍もの時間をかけました。学級通信をこうやって書き続けるっていうのもこだわりかなあと思います。
 これらのこと、そして三角形、四角形の宿題に共通することは、達成感があるということです。達成感は自信へとつながっていきます。
 私は、十の仕事を頼まれたら十二ぐらいの仕事をしようと心がけています。実際忙しいとか、その頼まれたことに価値観を感じないで、五か六の場合も確かにあります。「余計なことをした」って言われる時もありますが、内心では「よくやった。」って自分を自分でほめてあげることにしています。
 世の中に超一流の人がいますが、どの分野の人も一つのことにこだわった結果、誰にも負けない得意なものを持つことができるのです。そういう人は精神的にもとても強い物を持っている物です。
 今回の宿題に限らず、子どもたちは、毎日の日記を絶対に休まない。漢字テストは必ず満点を取るなど、一つのことを大切にしている子どもたちがたくさんいます。毎日の学校での勉強、おうちでのお手伝いや仕事など、冬休みに向けて、一つでも二つでも、何かにこだわりがもてればなあと、私は思うのです。