第212号 12月11日
ジェイ先生との授業
水曜日にジェイ先生との授業がありました。日直が考える今日の約束も「英語の勉強をちゃんとやる」ということで、子どもたちも朝から楽しみにしていました。でも、この授業を楽しみにしていたのは、もしかしたら、子どもたちよりも私の方だったのかもしれません。私は、子どもたちやALTさんの笑顔を想像しながら、色をテーマに、歌やチャンツ、アクティビティー、ゲームなどを取り入れた授業プランづくり、そして教材作りにかなりエネルギーを注ぎました。
子どもたちが五、六年の時は週一時間の英語(正式には外国語活動、平成23年度より全国一斉に実施)が行われます。保護者の賛成が七割、教職員は三割という中、着々と準備が進められています。私の英語はだいぶ抜けてしまったので、あんまりしゃべれませんが、昔英語の先生をやっていたということもあり、是非うちの学校でも英語が導入されるにあたり、ある程度リーダーシップがとれればいいなあと思っています。
この間の日曜日に函館大学で行われた小学校英語の勉強会に行ってきました。道新のみなみ風にその記事が載っているそうです。今回の指導プランにだいぶ生きています。うちは函館新聞なので見ていませんが)。
小学校では、楽しく学習すること、そしてコミュニケーションを取ることを大切にすることです。通じることが楽しい、英語で話すことが楽しいという授業をしていきます。
さて、前置きはこのくらいにして、今日の様子をお話しましょう。五時間目が授業だったのですが、給食の時からアメリカ人のジェイ先生(26)かっこいい男性を招待し、一緒に食べました。はじめは、おそるおそる話しかけていたのですが、給食が終わって、職員室に教材を取りにいって、戻ってみると、子どもたちとすっかり仲良くなって、学級にあった英語の絵本を読んでもらっていました。
五分早かったのですが、授業を開始しました。ご挨拶をして、色の歌を聴かせ、出てくる色を予想させました。パープルがわかる子もいて、すごいなあと思いました。色の名前を覚えて、チャンツで練習しました。そのあと英語のじゃんけんを習って、カード取りゲームをしました。私はここでコミュニケーション能力の伸長をめざしました。最後にみんなでゲームということで、隣のホールに移り、フルーツバスケットならず、カラーバスケットをしました。おにの「カラーバスケット」のかけ声で、みんなキャーキャー言いながら、席を移っていました。
「先生、すっごく楽しかった。」とカラーはちまきをしたまま帰る子どもたちの姿を見て、「今日はうまくいったかな。」とうれしい気持ちになりました。
これからもいろんな勉強会に顔を出して、人のネットワークを築いていくと共に、スキルを身につけていきたいと思います。