第196号 11月25日
生活科での校外学習
生活科では、「町の人となかよくなろう」という単元で、身近な施設に行って、そこで働く人たちとコミュニケーションを取る勉強をします。
学年で日程や訪問先を調整して、郵便局、ラルズ、警察、消防の4カ所を訪問することに決まりました。十二月八日(月)がラルズと郵便局、九日(火)が警察と消防です。この四カ所を子どもたちが全員で回りますが、主に質問するところということで、クラスで四つのグループに分かれて、それぞれの施設の仕事内容や質問を考える勉強をしています。主担当のグループは次の通りです。
ラルズ〜M、T、R、S、M、R、S
郵便局〜C、M、T、R、K、M
警察〜Y、M、T、A、K、D
消防〜H、S、N、S、W、M、
子どもたちは、挨拶をする人、最後のお礼を言う人を決めて挨拶を考えたり、する質問の順番をきめたりと、それぞれのグループでがんばって、ワークシートにまとめながらがんばっていました。
師と呼ぶことができる人がもてるように
私が今こうして教員をやることができているのも、いろんな人に支えられてこそのものです。私が師と仰ぐ方は何人かいます。コンピュータと出会ったのも、英語と出会ったのも、師との出会いからでした。今その中で、私にコンピュータを指導してくださった大学の教授が来春をもって退官されますので、その祝賀会の事務局の仕事をしています。
青木先生は、三十年前、私が大学に入った時、電気が好きという共通の土台から、私にパソコンの手ほどきをして下さいました。当時は、コンピュータはまだ、一般的なものとまでいかず、専門のプログラム知識が必要でしたが、若さで、統計ものから、実験制御まで、できるようになりました。大学の四年間はコンピュータを学んだ四年間でもありました。とても厳しい先生でしたが、私たち学生の面倒みのよさは定評がありました。今でも大学でお会いすると、にこやかに話しかけてくださいます。
私は青木門下生の一人として、同窓の消息調査、案内の発送、受付処理、当日の進行など受け持って、一月十一日のその日に先生に喜んでいただけるよう最大の努力をしていきます。
子どもたちは、これから大きくなっていく間に、親以外で、「この先生なら心の底から信頼できる。この先生から、学んだことで今の私がある。」と言われるような師を見つけてほしいと思います。
一流の師に巡り会った人は幸せです。また、師によって弟子として認めてもらえるよう努力することも大切です。
どんな師に巡り会うかによって、人生が大きく変わってくることもあります。すてきな出会いができるよう、心を大きく開けて、人との交流を大切にできる子になってほしいなあと思います。