第192号 11月19日

 K君の「形」

 五時間目は書写でした。今日は、とにかくゆっくり書くということを強く指導して、一文字一文字丁寧に書くよう励ましました。
 何回も子どもたちの机の間を回って、「この字がこの中で一番すばらしい。」とか「ここの縦棒の位置を見てご覧。」とか「このはねるところを見てみて」など声をかけながら回りました。
 今日の子どもたちの字はうまかったですねえ。こんなに日によって違うものかと思ったほどです。
 左の「形」はK君のものです。実に手本をよく見ています。ちょっとの時間ノートを借りて、みんなに見せて歩きました。あちらこちらで、「おー、うまい。」という声が上がっていました。
 K君に限らず、全員と言ってもいいくらい、上手に書けていました。左下のをご覧下さい。Mさんのノートです。手本とほぼ同じくらい上手に書いてあります。できた子には、○をつけて、評価するのですが、安売りをしたわけではありませんが、今日はAとつけた子がほとんどでした。
 これだけ丁寧にやるのは「いつでも」というわけにはいきませんが、こんな時間も大切にして、子どもたちが美しい文字を書くことができるように、指導していきたいと思います。