第191号 11月18日

自分のするべきことは最後までやる

 「自分がしなくちゃならないことはちゃんと最後まで責任を持ってやらないとだめでしょ。」と子どもを指導して、家に帰って妻のブログを見ると、「後始末はみんな私にくるんだ。」と書かれていました。みんなとはオーバーですが、だいぶ当たっているんだろうなあと思います。服は脱いだまま、ご飯茶碗は下げない、私の仕事の机も全部片つけてもらっている状態ですから。そういえば教室の私の机の上はよく子どもたちが片つけてくれていたのも思い出します。でもこういう私でも、桜並木だけは、ゴミが落ちていると気がすまないってへんなこだわりもあったりします。
 世の中は、ちょっとだらしない人がいて、そして、何にでもこまめに気の付く人がいて、それでうまく回っているのかも知れません。
 でも子どもたちには、自分のしなきゃらならいことは、自分で責任を持って最後までやるということを教えていきますし、できなかったら、時には苦しくても、最後までさせる指導もします。私のような大人にならないように。
 その一方、私は「優しい子」、「気のつく子」、「進んで行動する子」を教育の方針としていますので、そういう子どもたちの行動もほめてあげたいなと思っています。
 教室も世の中の縮図ですね。いろんな子どもたちがいて、いいところ、直さなければならないところがあって、また、一人一人の中にも、いいところとそうでないところがあって、だから人間ておもしろいのかもしれません。そんなみんなが、生活してお互い助け合うということを学ぶのでしょうね。

 子どもたちの作文から

 きょう、わたしは、妹のおゆうぎ会なので、ほいくえんに行きました。ほいくえんは、いっぱいのお客さんがいました。妹が、おどったのは、きらりのきょくでした。妹は、ちゃんとまちがえないように、おどっていました。「ほしにねがいを」というきょくをやりました。妹は、がっきがくると、いきなり「ニター。」とわらいました。わたしは、ほんとうにがっきがすきなのかなーと思います。

 先生、今日、私は、家でプリントをやりました。かん字と国語プリントをやりました。かん字の問だいは、むずかしい問だいがあったので、少し答えを見てしまいました。っでも、それがべん強になるので少しうれしい気もちもありました。

 きょう、金森ホールでピアノのはっぴょう会がありました。お姉ちゃんはモーツアルトのしゅだいによるソナチネをひきました。わたしは、ガラスのくつをひきました。まちがえたところはありませんでした。ずっとこの日のためにれんしゅうしてきました。でもわたしのばんがくるとドキドキしました。お姉ちゃんとひいたシャルウィダンスはまちがえました。はっぴょう会がおわるとあんしんしました。あさひかわからおじいちゃんとおばあんちゃんがきてくれていたので、うれしかったです。それからみんなでふくしんろうまで食べにいきました。そしてあしたおばあちゃんとおじいちゃんがかえります。でも、またくるといっていました。

明日から道立教育研究所で勉強です。

 今日(火)の夕方のJRで札幌へ向かい、一泊して明日から金曜日まで「ソフトウェアを活用した校務の情報化の推進」という講座で勉強をしてきます。(詳細は下のURL)この間も昼から出かけましたし、今回も三日ということで、心苦しいところはありますが、研修は教員にとって大切なことであることをご理解いただければと思います。私も情報教育の第一線で活動を進める者の一人としてがんばってきます。
 メールはとれる環境にしておきます。また携帯もつながるようにしておきますので、何もないとは思いますが、何かありましたら、連絡下さい。
いろんな先生が来ると思いますが、それぞれの先生の良いところを吸収してくれればいいなあと思っています。