第189号 11月17日
文化とスポーツの香り
この頃、休み時間の子どもたちの雰囲気がすてきだなあと思っています。
私は全てにノータッチですが、男の子は、五年生にサッカーの試合を申込み、負けながらも、休み時間になると外へ飛び出していくこと。それを応援する自主応援団の女の子たちが、外へ出て声援する。そして、男の子が勝てるようにとモールで心をこめたプレゼントを作っている。私が知らない間に子どもたちは、ぐんぐん成長しているんだなあと、頼もしく感じています。
世の中にはなくても困らないけど、ないよりあった方が楽しいものってたくさんありますよね。ついこの間やった文化祭、そして、ついに広報にまで名前が載ってちょっと恥ずかしいスポーツ大会など。ないからって誰も困るわけではないけど、それに向けて一生懸命がんばる人がいて、それを心を込めて応援する人がいて、そんな中で、「生きてるってすばらしいなあ。」、「人生って楽しいなあ。」って感じることができますよね。
子どもたちからただよう文化とスポーツの香りをそっと見守っていきたいなあと思いました。
かさこじぞうの語り
K先生にだいぶ鍛えてもらって、子どもたちの読みも、進歩の跡がうかがえるようになりました。今日子どもたちに指導したのは、「おはゆ」(大きく、はっきり、ゆっくり)に加えて、「ま」つまり間です。教科書で、おじいさん、おばあさんが寝静まってから、おじぞうさんが来るまでのこの間を五秒の間を取ることを示しました。五秒の間というのは、短いようで、語りにおいては、耐えられぬぐらい長いものでもあります。ただ読んだのであれば、聞いている人は、この五秒を待たず「あれっ、詰まったかな。」と顔を見上げてしまいます。この間をもたせる語りの工夫が前後に必要になってくるわけです。その他にも、「、」や「。」での間の取り方によって、気持ちの伝わり方が大きく違ってきます。
短い子、長い子、そして全部を選んだ子もいますが、それぞれの語りで、相手に心を伝えるということを学ぶことができたらと思います。
子どもたちの作文から
先生、今日、私は7のだんがどうしてもわからないので、家でいっしょうけんめいれんしゅうをしました。そしたら少しわかるようになりました。でも、私は、7のだんがいちばんにがてなのです。でも、これから少しずつ練習したいです。
きょう、チャレンジをやりあmした。じつは、ぼくは今がんばっています。今、12のところまでやっています。14のところでラストだと思ってたら、そのつぎ終わりです。でもやるのは11月24日です。そのつぎが赤ペンの問だいというんです。赤ペンが終わったら何かいいものをくれます。それはぎんメダルシールです。12月ごろはなんと金メダルシールがもらえます。10月はどうメダルシールです。これからもがんばっていきます。