第187号 11月13日
K先生に見ていただきました
図工は、今日から版画に入っていきます。一年生に引き続き紙版画となります。版画では、絵を貼っていくため、絵に比べて細かい部分の表現が難しくなります。そのことを考えながら、子どもたちに出した版画の課題として、@何をやっているかわかること、A顔は大きく描くこと、B周りの様子もしっかり描いていくこと、です。
まず、下書きの紙に、スケッチをしてもらいました。野球、サッカー、水泳、スケート、スキー、テニスなどのスポーツ、食事やフルーツを食べているところ、夏祭りなど、子どもたちは様々なジャンルで伸び伸びと描いていました。子どもたちの机を回っていると、物を持っているところの腕がうまくかけていませんでした。バット、ラケット、茶碗など、腕がまあるくなったり、著しく短くなったりしていました。私はそういう時の指導として指を描いて、胴を描いて、そこに腕をつけていくという方法をとります。腕は、ひじを意識させて、途中で折れ曲がるところを作ります。時には紙から腕がはみ出してしまうこともありますが、それはそれでいいと思っています。
あっちからもこっちからも、「先生、次お願いします。」っていう声がかかりました。「そうだ、K先生が、今は授業が空いているかもしれない。」と思って、先生のところへ行って、「子どもたちの指導の手伝いをしていただけませんか。」とお願いしたところ、快く、すぐ来て下さいました。
教室では、二人体制で、子どもたちの専門の先生に指導してもらって、子どもたちの絵も変わってきました。子どもたちも良くなった絵をみて、笑顔になってきました。
子どもたちに力をつけるためには、時には、授業を交換して、得意な先生が担当するということも大切だと思います。今までも、私が二組にパソコンを教えている間に、R先生に音楽をやっていただいたということもありました。今回のように、指導に入ってもらうということも、いいことだなあと思いました。K先生の「とってもいい子どもたちです。また、おじゃまさせてください。」という言葉を受けて、また今度空き時間の時があれば、来ていただきたいと思います。
尚、木曜日も午後からは、小学校英語の研修会、そして、来週の水〜金まで北海道立教育研究所で、情報教育に関わる研修を受けますので、教室を空けさせていただきます。K先生にお世話いただくことも多いと思います。お株をとなれないようにしなければなりませんが、いろんな先生方に来ていただいて、それぞれの先生方の良さをいっぱい吸収してもらえればいいなあと思います。