第176号 10月30日

 こんな問題がありました。

 一パックに二個ずつ入ったヨーグルトが5パックあります。(1)ヨーグルトは全部でいくつあるでしょう。(2)あと1パック買うと何個増えますか。また、全部でいくつでしょう。
子どもたちに「聞いていることはいくつ?」と聞きました。(1)はすぐできるのですが、(2)で二つのことを聞いています。これが子どもたちにとってはすごく難しく感じているようです。二個ふえることをかみ砕いて説明し、全部では、かけ算を使って2×6でもいいですし、(1)の答えを使って、10+2でもいいことを理解させました。5の段、2の段を勉強しました。

  空を飛ぶおもちゃ

 久しぶりに図工の時間でした。今回は、空を飛ぶおもちゃということで、教材を使って、空を飛ぶもの(ひこうき、鳥など)を作ってもらいました。指導として、左右対称であること、羽を大きくつくることを指導しました。最初は、「先生、どうやってやるの?」と私の前に行列を作っていましたが、だんだん要領が見えてくると、自分たちで、どんどん作るようになりました。羽に色画用紙を貼ったり、ジェットエンジンをつけたり、補助の羽をつけたりと、私が予想もしなかった、工夫を次々としました。
 来週もやって、そこで完成とさせていきたいところです。

 最後は不思議図鑑の話題

 4時間の約束で、子どもたちが取り組んだ、生き物図鑑作りですが、だいたい仕上がってきました。
 「犬が知らない人にほえるわけ」、「金魚の秘密」、「くわがたの秘密」、「ツバメのすの秘密」、「蜘蛛の秘密」など、タイトルを見ただけでも読みたくなる内容でしょう。
 子どもたちは、絵と文でどこが不思議なのかを書いて、まとめました。
 図書室のオープンスペースを使って、グループごとに相談しながら、作業を進めていました。
 指導としては、タイトルを大きく目立つようにすること、読み手を引きつける前段の文を書くこと、不思議のわけをわかりやすく書くこと、そして文字を丁寧に書くことです。
 なかなか全てがうまくいくのはむずかしいようですが、子どもたちは一生懸命、作業に取り組んでいました。