第174号 10月29日

渡P研に行ってきました。

 日曜日に、渡P研(渡島PTA連合会研究大会長万部大会)に行って来ました。本校の大塚会長が、本校PTAの特色ある活動である、ふれあいフェスティバルの実施、図書ボランティア、がんこおやじの会’07、ミニバレー同好会などの活動を報告しました。話し合いの中で、多くの学校も役員決めに苦労していること、また、父親の会などが発足にむけて動いていることなどが報告されました。本質的ではないと敬遠されがちな「『飲む』ために何かをするという発想も懇親を深める中で、活動が広がってくるという多くの報告がありました。
 講演は、室蘭の弁護士芝垣美男先生。軽快なトークの中にこれからのPTA活動を示唆するものがありました。PTAとはParent Teacher Associationですが、これを先生は、「ペチャクチャ 楽しく、集まろう」と表しました。子どもを通して、いろんな話をしながら、お父さん、お母さん同士が仲良くなっていくって、すてきなことですね。学級レクの時も、ふれあいフェスティバルの時も、事前準備、当日を合わせて、かなり、お母さん同士も、そして私も仲間にいれてもらいながら、行事のことはもちろんですが、いろんなことをペチャクチャしゃべったのを思い出し、それが、連携を深めるんだなあと今更ながら思いました。
 こんなお話もありました。さゆりちゃんという女の子が家に帰ってきました。お母さんは、「さゆり、学芸会では何の役になったの?」さゆりちゃんは答えました。「小人の役よ。」。お母さんはすかさず続けました。「白雪姫は誰なの?」と聞くのです。その裏には、あなたは白雪姫にはなれなかったのね、というのと、白雪姫になった子への嫉妬みたいのがあるというものです。小人などの脇役、照明係、ナレーター、道具係などがいてこそ白雪姫があるのですが、とかく一番目立つものに自分の子をさせたいという気持ちが働きがちであるということで、陰で支えることがとても重要であるという話でした。
 PTAの役員はできれば避けたいと思っている方が大半なのかもしれません。でも、やってみると学校の様子がわかりますし、いろんな先生方とも話ができますし、自分を広げることもできます。
 また、私はいつも思っているんですけれど、「名前だけなら」などと引き受けることなく、一度引き受けたら、徹底してはまってみて、充実した活動をしていただきたいと思っています。何事中途半端はおもしろくないと思います。
 それと、「忙しい」と言って理由をつける人は、時間の使い方が上手くないということを感じます。仕事が出来る人ほど、時間を上手に使って、仕事をこなす社会人として、家での夫や妻として、父や母として、そして、PTA活動やその他の地域の活動、趣味の活動などに携わり、毎日を心豊かに過ごしていると思います。
 タイミングよく、昨日、市P連の大会の案内が配布されました。私はもちろん参加しますが、保護者の皆様におかれましても、お忙しい折とは思いますが、是非足をお運びになり、子育ての悩みを共有しあいながら、何かしら、一つ二つこれからの子育て、また、ご自身の生き方にプラスになるものが得られるかと思います。