第160号 9月16日

 残念ながら揃わなかったけど明日は励まし、成功を期待します。

 はからずも、音楽のこわさというものを実感として味わった最後の練習でした。最初の曲からずっこけて、メドレーで姿勢を注意され、山の音楽家でバラバラ、いつも何度でももバラバラ、最後の合唱で少し盛り返したかなというところ。
 私が音楽で肝に銘じているのが、「音楽はやり直しがきかない。」これは、同僚のS先生が教えてくれた言葉です。歌の最初の出だしの音が小さいと途中からいくらがんばろうとしても、がんばりがきかないということです。ですから、私は特に歌い出しの指導に力を入れています。同様にこのようないくつかの曲を演奏する時でも、出だしでこけると後から取り戻せないことは私自身頭では知っていましたが、ここまで盛り返せないものだということを今思い知らされた感じです。
 教室で、練習に向けて、「最後の練習は態度だからね。みんなしっかりがんばろうね。」ということで、特別なプレッシャーをかけたわけではないのですが、雰囲気って本当に恐ろしいものです。前のひばりに書いたことがありますが、とってもうまくいって、演じていた子どもたちも指導していた私たちもニコニコすることもありました。とても、波が大きいといいましょうか、子どもたちにとっても、指導している私たちにとっても「こわい」気がします。
 明日の総練習では、「心を一つにがんばろう」と声をかけて、終わった時に、子どもたちから、「今日の総練習の時のように本番もがんばるぞ。」という感想を聞くことができるよう、励まして、体育館へ向かいたいと思います。
 以下、子どもたちの感想です。
★S〜あしはたいつもなんどでもと山のおんがくかをがんばる。
★T〜きょうは、がんばらなかったから、あしたは、きょうよりもずーとうまくやりたいです。
★S〜きょう、学しゅうはっぴょう会のれんしゅうで、山の音がくかで、まちがえが、いっぱいあったから、本ばんで、まちがえないようにがんばります。
★K〜今日は、いつも何どでもとしせいがわるかったので、あしたは、いつも何どでもをちゃんとやります。しせいもちゃんとします。
★M〜今日は、いつもなんどでもや山のおんがくかがバラバラだけど、あしたは、きあいを入れて歌もいつも何どでもと山のおんがくかをがんばる。
★M〜今日は、いつもよりうまくできませんでした。とくに、いつも上手だった「山の音楽家」がへたにいって、二回やりなおししました。なので、あしたのそうれんしゅうでは、がんばりたいです。
★K〜きょうのすずのれんしゅうでがくふをみてしまいました。つぎは心を一つにして、がくふを見ないでがんばります。
★A〜今日、れんしゅうのときいつもなんどでもがへただったけど、あしたはじょうずにひきます。あとばらばらにひかないようにします。
★きょう、さいごのれんしゅうをやりました。ちょっとしせいがわるかったです。あしたは、しせいをよくします。
★W〜あしあはぜったいいつもなんどでもぜったいまちがわない。
★C〜今日は、ぜんぜんダメだったけど、あしたは、ちゃんとしせいをよくして、きあいを入れてがんばりたいです。
★Y〜あした、しせいをちゃんとやってれんしゅうをがんばる。
★N〜あしたのそうれんしゅうはけんばんと大だいことうたをがんばります。それであしたのそうれんしゅうはぜったいがんばります。
★R〜山のおんがくかをあしたがんばる。いつもなんどでもきれいにひきたいです。
★T〜今日は、へただったけど、あしたはがんばる。
★T〜今日は、ぎょうぎがわるかったけど、あしたはがんばる。
★D〜今日は、ぜんぜんだめだったけど、あしたはがんばる。
★M〜きょうは、しきしゃを見てないし、たいどもわるかったし、ふざけてたから、あしたは、しきしゃをちゃんと見て、たいどもよくして、ふざけないようにします。
★M〜今日は、山のおんがくかがだめだったけど、あしたは、がんばる。
★S〜あしたは、先生の話をよく聞いてよくしきしゃを見てすずがうまくなるまでがんばります。
★R〜あしたは、きょう、あめだったいつもなんどでもをがんばってもっともっとそろえます。
★R〜今日は、だめだったけど、あしたは、がんばります。
★M〜あしたは、山の音がくかでカスタネットをまちがえないようにがんばる。
★M〜きょうは、ぜんぜんだめだったけど、あしたは、がんばる。
★H〜今日は、いつもなんどでもがうまくなかったけど、あしたは、がんばる。あと山のおんがく家のカスタネットがんばる。