第150号 10月6日
本当に確かめはした?
単元が終わった頃に、テストをやっています。いつの時でも早くにできた子どもたちには「もう一回確かめをしなさい。」と促しています。そういうとその子は、確かめをするのですが、確かめの時間が十秒もない感じです。
ことあることに、「早くできたんだから、絶対百点を取るように、もう一度、やり忘れているところはないか、計算はあっているか、答えに単位がついているかきちんと見直しなさい。」と言っていますが、どうしても「じっくり」とはいかないようです。
この間の算数のテストのことでした。一つの問題をきれいにというかやり忘れて、10点問題を3つも落としてしまった子がいました。あとで、呼んで、見直しの大切さを今一度指導しました。今度から確かめの大切さを心にしみるように、今回は「ちょっと、やっておいで。」はなしにして、「今回はこのまま採点しますから。」と厳しく伝えました。
私は早く出す子どもたちの気持ちがすごく、わかります。そして、私も私が指導した子どもと同じように、確かめに手抜きをして、満点を逃したことを数え上げたら、両手や両足で足りないぐらいです。今になっても、「自分自身確かめ甘いなあ」と自省することが多々あります。
自分自身の反省も込めて、子どもたちには見直すことの大切さを、子どもの価値観として大切にするよう、口をすっぱくしながら指導していきたいと思います。
尚、ご家庭での学習のプリントですが、名前のないものが毎日必ずと言っていいほどあります。是非、名前の確かめはご家庭でよろしくお願いします。
十月一週目の家庭学習の成果
この前のひばりでもお話しました通り、十月に入ってから、百マス、作文、日記について、子どもたちの提出状況をチェックしています。黒板に一覧表を貼っておいて、提出したらそれぞれに一つずつ○をつけていくというやり方です。
先週一週間のお子さんの提出状況をお知らせいたします。
子どもたちに安定した学力をつけさせていくためには、学校での授業とおうちでの復習が両輪となっていることは間違いありません。成果が出ていないお子さんについては、お子さんとお話し合いになり、お子さんの持っている力に応じて、おうちでの学習を進めるよう励ましていただければ幸いです。