第149号 10月6日

 子どもたちががんばった一週間でした。

 音楽を中心に国語、算数で明け暮れた一週間でした。
 国語は、この間のひばりでお話しましたように詩の暗唱が終わって、「さけが大きくなるまで」に入っていきます。算数も形の勉強が終わって、月曜日から下に入って、いよいよかけ算に入ります。かけ算で一言申しておきますと、かけ算っていうと「かけ算九九」を覚えるのが勉強みたいにとらえられがちかもしれませんが、子どもが九九を覚えるのは、今の何でも吸収できる子どもたちの年齢では、何も難しいことはありません。それよりも、「かけ算てなにさ?」って聞かれた時、「一当たり量×いくつ分」ということをしっかり理解することだということです。一つ20円のキャラメルを5個買ったら、20×5であって、5×20ではないということをしっかりと指導していきたいと思います。かけ算については、教材に入りましたら、また、そのへんの理屈はお話したいと考えております。
 さて、音楽の方は、R先生がリーダーシップを取って進めていただいていますが、楽器もほぼ決まり、それぞれの曲も曲らしく聞こえるようになってきました。今週は、二度ほどパート練習を行いました。私は、両学級の鍵盤ハーモニカ担当の子どもを集め、二番で途中から飛ぶところの練習を中心に、部分部分を確実にする練習をしました。だいぶ様になってきたなあという感じです。一人一人を見ると、ついてはきているものの、あやしい子どももいますので、放課後などの時間を利用して個人指導に力を入れていきます。歌の方は、そこは元気のいい一組の子どもたち。元気に歌っています。次の一週間で、歌詞もしっかりと覚え、自信を持って歌えるようになると思います。
 子どもたちもだんだん疲れが出てきたのか、少し張りつめた気持ちが抜けているところを感じます。授業の最初、最後の挨拶では、「気をつけ」に対して、大きな声で「ハイ」と言い、姿勢を正すこと(足をそろえる、背筋を伸ばす。手を膝の上にする)などの基本を再度徹底し、きちんとする時とやや体を楽にする時のめりはりをつけることができるよう指導しています。
 そんな指導をした一週間の最後、金曜日の朝に後記の児童会の認証式、陸上の表彰式がありました。全体の場でも、おしゃべりをすることなく、安座できちっとしている姿を見ると、二年生だなあとつくづく感じました。
 十月に入り、子どもたちともあと半年と思うと、責任をきりりと感じ、後半もがんばるぞという気持ちでした。

 子どもたちの作文から

 きょうの夜8時00分にお母さんと弟がねてしまったので、ふとんをしきました。

 今日、ダイエーにいってリュックをかいました。とってもうれしかったです。

 きょう、かんじをやりました。ちょっとかんたんでした。だけど「海外」というかんじと「先生が話す」というかんじがむずかしかったです。