第148号 10月3日
暗唱、全員合格
昨日の宿題は、国語の下の最初の教材「小さい大きい」を覚えてくることでした。無理な子もいるかなあと思って、無理だったら五回声を出して読んで来ることと付け加えました。
宿題は必ず点検します。今日の一時間目に子どもたち、一人一人に暗唱させました。途中でつっかかって、二回、三回の子どももいましたが、全員が合格しました。
ご家庭でもかなり練習されたお子さんも多いと思います。これでまた、一人一人が自信をつけることと、みんなの心が一つになるといういい機会になったと思います。ご家庭でのご指導に感謝いたします。
上手な盛りつけの仕方
今日の給食はカレーでした。給食の盛りつけについては、ほとんど子どもたちに任せていますが、時折、ワンポイントアドバイスするのが、「お皿のふちに汁をつけないこと」ということです。レストランなどでは、仮に汁がついたら、きれいに拭き取ってお客様に出すのが常識ですよね。子どもたちにとっては、少し難しいことかもしれませんが、これから大人になっていくときの常識というかマナーの一つとして覚えてもらいたく、たまに指導しています。
今日のカレールーの盛りつけはMさんでした。その手つきがあまりにも見事だったので、ひばりの記事になりました。Sさんが盛りつけてくれたご飯(これもきれいでした)の乗ったお皿を受け取ると、片手で持って、右手でルーをさっとすくい、ポタポタが収まるのを見計らって、さっとお皿の上までおたまを運び、そこで、ご飯の横に、さーっとかけていました。その手さばきがあまりにも見事でみとれるぐらいでした。
きっとおうちでも、こうやってお父さんお母さんの手伝いをしているんだなあと思いました。
ご飯の支度、盛りつけ、後片つけ、そんな家事を少しずつ教えていくことも大切なしつけだなあと感じました。
そういう私は、大学を出るまでずっと自宅生で、しかも、家事などあまりやったことがなく育ったもので、日高の山奥に赴任した時は、たいした苦労をしたものでした。そういうしなければならない状況になっても、結局、自炊生活は成り立たずに終わりました。そして、家庭を持つ今になっても何もしていないという悪い見本です。お子さんが、いつしか家を離れた時、自分で自分のことをきちんとできるために、生活に必要なことは小さい頃から、少しずつ教えていくことが大切ですね。