第147号 10月2日

 十月スタートの取り組み

 学習発表会で忙しいさなかではありますが、「勉強の秋」。子どもたちにしっかり学力をつけさせるための一環として、家庭学習の点検をすることにしました。日記、百マス、漢字についてチェック(自己申告で点検表に○をつける)をします。ちなみに今日の提出数は、百マスが14名、日記が9名、漢字が14名となっております。百マスと漢字は全くイコールの子ではありませんが、出す子は出す、出さない子はなかなか出さないという傾向が続いています。日記も、毎日必ず出す子、時々出す子、全く出さない子とはっきりしている傾向があります。
 百マスについては、何度もお話をしているように、確実に成果を上げています。また、朝学習のほんのわずかな時間そして、家でも、子どもたちがしーんとなって全神経を集中することは、脳の発達にもたいへん好ましいことと考えます。子どもたちにとっては、めんどうなことではありましょうが、そこは、言い聞かせて必ずやらせるようにお願いします。
 漢字については、これも何度か申し上げていますように、これも学級全体としても成果が上がってきています。特に家でやって、ご家庭でチェックをしていただいているお子さんについては、学校での朝学習のプリントでは、ほぼ満点を取り続けています。
 最後に日記ですが、学校でも作文指導はしていますが、毎日のようにはできません。「書くことは、考えること。」書けるようになるためには、やはり書きつづけることしかありません。毎日を振り返っての作文、本を読んだ感想、普段の生活の中で感じたこと、学校でのできごとなど、何でもかまいませんので、できれば毎日、それが難しかったら、週に二回とか回数を決めるなどして、お子さんを励ましていただければと思います。私の毎日書いている文は拙(つたな)いかもしれませんが、何とか書き続けることができるのは、毎日続けているからに他なりません。
 私も子どもたちの実態に応じて、励まし、時には放課後などに指導をしながら、学習習慣の定着を図っていきます。能力があるにもかかわらず、学習習慣がなかなか定着しない子どもには、びしびし指導していきたいと思います。
 子どもたちにもお話しましたが、学力があると、なりたい仕事を選べるところに立てます。そうでないと、限られた中から選択せざるをえなくなります。その根底にあるのは、小学校段階での学習、さらに言うならば、低学年での学習習慣と言えましょう。
 どうぞ、二年生の後半、一つの節目として、お子さんの学習への取り組みについて励ましていただければ幸いです。

子どもたちの作文から

 きょう、ぼくはおにいちゃんとみらくるベースボールをやりました。そして、ぼくは10たい20でまけました。たのしかったです。

 きょう、本をよみました。コナンの本を見ました。つぎにしんちゃんの本を見ました。ちょーうけました。つぎに、じゆうちょうに、えをかきました。カニをかきました。たのしかったです。

きょう、教室で、あそびました。じゆうちょうで、あそびました。いっぱいかけました。たのしかったです。

 今日、私は、中休みに、佐々木先生がさかあがりをおしえてくれ、うれしかったです。でも、まだ足がてつぼうについただけで、ぐっとひきあげられないんです。がんばってもそこをできるようにしたいのです。でも、少しだけ、佐々木先生が教えてくれたので、てつぼうに足がつくようになりました。佐々木先生、教えてくれてありがとうございます。