第128号 9月8日

 ふれあいフェスティバル大賑わい

 土曜日に本校体育館で大野小PTAふれあいフェスティバルが開催されました。
 玄関ホールで行われた開会式では、谷川小学校吹奏楽部の皆さんが、子どもたちにとって身近な曲を演奏してくれました。
 さて、二年一組のコーナーは、たこたこロケット。体育館二階のギャラリーということもあって、「気づかれない」なんてことのないように、階段にたくさんのデコレーションをしました。私もがんばって、呼び込みをして、ちょっと喉も枯れ気味です。
 それ以上に、当日は、たくさんの保護者の皆様に子どもたちの制作を支援していただいたことが、たくさんの笑顔を、たくさんの真剣なまなざしを引き出してくれました。
 二階のコーナーでは、10個出した机は、子どもたちでいっぱいになり、急きょ、机を追加しました。しばらくするとそれでも足りなくなり、待ち行列が長くなりましたので、卓球台も作業台にして、子どもたちに開放しました。
 学校に上がる前の子どもたちから、高学年の子まで、机の上に置かれたトレーから自分の好みに合わせて自由に、トイレットペーパーの芯に折り紙を貼り、シールを貼ったり、スパンコールを貼り付けたり、また、羽をつけたり、そして、きらきら光るしっぽをつけて、一つとして同じものがないロケットを作りました。
 制作場の隣は、飛ばし場。作ったロケットを実際に飛ばしてもらいました。「5mを超えたら名前を表示」というのが子ども心をくすぐったのかわかりませんが、多くの子どもたちが5メートルラインを超えるように飛ばし方を工夫していました。
 当日来た子どもたちの多くがたのしそうに作っていたこと、目印の長い棒を持っていたことからも、出し物としては、とてもよかったと思います。
 たこたこロケットの実施に当たっては、その陰に委員さんを中心とする周到な下準備があったことは言うまでもありません。一学期の企画会議では、いくつかの候補から、今回の企画に絞りました。これも、みんな今までにない新しい物を生みだそうという意気込みでした。そして、材料の選定。委員さんは、何回も百円ショップに行き、今回使った棒やデコレーションのグッズを検討しました。特に棒は、四つ、五つの候補から、長さ、扱いやすさ、価格の面から検討しました。
 そして、皆さんの協力によるトイレットペーパーの芯の協力がありました。先週は最後の準備ということで、デコレーション類の裁断、そして、一番の難関が棒にゴムをつける作業でした。予定より時間がかかり、二日間かかりましたが、これも委員さん以外の方も快く駆けつけてくれて準備が整いました。
 成功の陰には多くの方々の力がありました。本当に皆様ありがとうございました。
 子どもたちは、親の動きをよく見ています。今回のフェスティバルもそうですが、親が一生懸命やってれば子どもも一生懸命やる子が育ちます。私も一生懸命やって、がんばる子どもたちを育てたいと思います。