第120号 8月27日

 自由研究発表会

 26日、視聴覚教室において、二年生の夏休み自由研究発表会をいたしました。それぞれの学級で全員が発表し、代表として各学級で五名を選出しこの日の発表となりました。
 月曜日の放課後に二組の代表を含めて十人に事前指導をしました。
「あなたたちは、学級の代表になったよね。クラスの中には、代表になろうとがんばったけど、今回選ばれなかった子もいるし、逆に選ばれたんだけど、去年やったから他の人にもやってほしいと、代表をゆずった子もいるよね。そういう中で、みなさんは、代表に選ばれました。じゃあ、どんな態度でがんばればいいか考えてみましょう。」ここで、子どもたちにどんな発表のしかたがいいか尋ねました。子どもたちからは、「おはゆ(大きく、はっきり、ゆっくり)でがんばる。」とか、「しっかり練習してくる。」などという意見がでました。子どもたちの意見をまとめながら、「さっきも言ったけど、学級の代表なんだから、自分の発表なんだけど、自分の発表だけじゃなく、学級を代表しての発表だっていう気持ちでがんばってほしい。だから、今たくさん出たけれど、しっかり練習してきて、堂々と発表してほしいです。」とお話しました。
 さて、今日は本番。見ている子どもたちに、「今日はあなたたちの代表が発表するんだから、しっかりと応援してあげてね。応援するっていうことは、しっかり拍手をして、いいところはほめてあげて、いい質問をしてあげるってことだよ。」と話をして発表会は始まりました。一組の代表のDくん、S君、R君、R君、K君(偶然ですが男子ばかりになってしまいました)が、堂々と発表してくれました。やはり、きちんと準備をした上で発表するというのはちょっと違うと思いました。見ている子どもたちも拍手もできていたし、作品をほめる意見もたくさん出ていました。
 最後に校長先生から、講評がありました。@作品のレベルが非常に高いこと、A発表のしかたがとても優れていること、B聞いている態度がとてもよかったこと。というお話でした。
 実際のところ、最後の聞いている態度は、後半はだいぶ飽きてきてしまっていて、だいぶにらみをきかせていたというところです。環境が違うとどうしてお落ち着きを欠いてしまうところはこれからの課題だと感じました。
 さて、このようにじっくりと取り組む長期休業の自由研究課題。子どもたちは「冬には何しようかなあ。」という思いを膨らませていたようでした。