第118号 8月25日
106枚の日記
朝、Mさんが、一冊のファイルを持って職員室に来ました。見ると日記ファイル。二年生になった時に渡した物です。ずいぶんたくさんの日記が綴ってあります。「先生、夏休みのを入れたら百を超えたよ。」と表紙の裏のチェック表を見せてくれました。106枚もありました。
Mさんは、一年生の頃から、毎日必ず書いてきました。二年生になっても休むことはありませんでした。このひばりでも時々紹介しています。家でのできごと、友達と遊んだこと、学校のことなど、自分の素直な気持ちを綴り続けました。表現力もかなりついてきました。
毎日がんばっている子はまだまだいます。当然ながら努力をすればそれだけ力がつきます。「書くことは考えること。」です。短くてもいい、自分のその日一日を振り返り、思ったことや感じたことを素直に続ける日記。多くの子どもたちがこれからも取り組めるようおうちでも励ましてあげて下さい。Mさん、先生もひばりを追い越されないようにがんばりたいと思います。
S君の発表レジュメ
夏休みの作品「遊園地」は昨年のピタゴラスイッチシリーズをさらに超えるすばらしい作品でした。お手伝いもあったのでしょうが、持ち前の器用さで、今回もみんなをあっと言わせるような作品を作って来ました。
実はみんなの投票でS君の作品は代表に選ばれたのですが、是非まだ発表していない人に譲りたいとの気持ちがあり、その気持ちを汲ませてもらいました。
今日、S君が発表メモを見せてくれましたので、紹介します。
ぼくは、「いろいろな力でうごくゆうえんち」を作りました。はじめに、工作のいろいろな本を見て、かんらん車とメリーゴーランドに決めました。メリーゴーランドは、家にあったチーズのはこや紙コップ、おかしのはこなどのまん中にゴムがとおっていて、やねを10回くらい回すとゴムの力で回ります。ぼくは、うちゅうせんがカッいいので、スペースメリーゴーランドにしました。うちゅうせんは、あなを開けてもらって細いはり金をとおしています。あとまわりをかざりました。つぎにかんらん車を作りました。カラーボードやダンボールをカッターで何こもぶひんをきりました。本を見ながらボンドで組み立てました。ペットボトルのキャップとストローでのるところを作りました。ここは、ゆびの力とのり物のおもさで回ります。それから、ゆうえんちみたく門を作ったり、人工しばをきって公園みたくしました。しばはとれないようにはり金とボンドでとめました。さいごにあそび方のかんばんを作ってぼくのううえんちができ上がりました。こまかくきったりがすごくたいへんで何日もかかりました。でき上がって「ヤッター」と思いました。
できた時の感激はさぞかし大きかったことでしょう。
来週玄関ホールで作品展をやっていますので、発表者やS君の作品をはじめ、子どもたちの力作を見にいらしていただきたいと思います。