第107号 7月18日

笑いあり、挙手ありの読み聞かせ

大野小学校で、毎年お世話になっている、本の読み聞かせの会の皆様が今日は、二年生の子どもたちのため、読み聞かせをしてくださいました。
この日の最初のお話は、わがままで何でもほしがる「若様」のために、殿様であるお父さんが、お星様をとってあげようというお話。山のてっぺんに五重の塔を建てて、その上に長いはしごを立てて、さらに一番背の高い家来が登り、殿様が登り、そして、若様が長い物干しの竿を持ってあがるというような話。果たして星は取れたんでしょうか。
また、「これなあに?」という本では、動物の模様が大きく描かれていて、何の動物か当てるというもので、子どもたちは、元気に手をあげながら、動物の名前を答えていました。白と黒の模様の動物は、さすがについこのあいだ描いただけあって、たくさんの手があがりました。
子どもたちの様子ですが、下の写真の通り。どの子も集中して、すっかり話に引き込まれていました。さすが、会の方の話術はすばらしいと脱帽です。
数冊の本の読み聞かせが終わって、子どもたちは自分たち、カラーマットをしまって、読み聞かせの会の皆さんにお礼を言って、無事読み聞かせの会は終わりました。
わたしはそばで聞いていて、特に若様のお話の絵本など、「こんな絵本もあるんだー。」としきりに感心していました。
 今日の子どもたちの様子を見ていて、改めて読み聞かせのすばらしさ、そして発達段階に応じた情操教育に必要な時間だと思いました。
 教室にもたくさんの絵本があるので、この間のひばりでお話しましたように、二学期は、子どもたちに読んで聞かせる時間をとっていきたいと考えています。

 本に関連して、夏休み長期貸し出しで子どもたちに一人最高三冊までということで、図書館の本を貸し出ししました。有効に活用下さい。また、これから、学級にある本も子どもたちの希望によって夏休みの間貸し出していく予定です。
 いずれもみんなの財産ですので、大切に扱うよう、ご指導下さいますようよろしくおねがいします。