第103号 7月14日
もう少しで夏休み
この間の懇談会で絵日記のことがでました。どこのおうちでも絵日記や工作というのは、子どもも親も頭を悩ませるものですよね。
学年で話し合って、絵日記は少し大きめに印刷して、二枚渡して、「少なくても一枚は書きましょう。」ということにしました。
懇談会でもお話しましたように、必ず、旅行やお出かけだけではなく、家の手伝いをしたこと、墓参りに行ったこと、花火をしたこと、お父さんとお風呂に入ったこと、一緒にカレーライスを作ったこと、友達と公園で遊んだこと、スーパーに買い物に行ったこと、家のまわりの雑草を抜いたことなどなど、生活に密着したもので、おおいに結構ですので、よろしくお願いします。絵日記の目的は、一つは「絵日記を書くぞ。」っていう目的意識を持つことで、観察する力を育てること、絵の構成を考え描くこと、そして、普段の日記よりちょっと文章をじっくり考え、思い出を綴ることにあろうこと思います。二年生なので、もちろん、絵の描き方、文の表現方法、「てにをは」のチェックなどお父さん、お母さんの指導が入ってOKですので、一緒に楽しみながらやってほしいと思います。
それとこれも懇談会で話させていただきましたが、休み中、一度は家からちょっと離れた普段とは違う生活を体験させる時間を作っていただければと思います。
我が家の話をしますと、子どもたちが小さい時は、毎年どこかにキャンプをしました。最後に家族みんなで一緒にキャンプしたのは上の子が小学校六年の時の厚沢部のキャンプだったと思います。当時恵山の中学校勤めで、日中抜けられない仕事があって、前の日に一泊して、朝起きて、恵山まで走って仕事をして、また戻ったという思い出がありますが、ご飯を作って、野山を散策して温泉に入って帰ってきました。ということで、その後は、娘たちと歩いたことはありましたが、中学生になると、個々の活動も忙しくなることもあり、なかなか親と一緒ということもなくなってしまいます。時の流れはあっという間ですので、是非、親業を楽しめる間に十分楽しんでいただければと思います。旅行に行ければ一番なのでしょうが、八郎沼・匠の森に歩いて行ってみる、函館山に歩いて登ってみる、近隣の花火大会に家族で行ってみるなど、多少時間を融通すると、ノーマネーで子どもと楽しくすごせる方法はたくさん、ありそうです。大切なのは、親子でおしゃべりをする、一緒に汗を流す、腹ぺこなおなかに手作りのおにぎりを一緒に食べる、そんな家族のふれあいかなあと思います。
忙しい人ほど時間を上手に生み出しています。忙しいほど、ちょっと見つけた短い時間でも子どもとうまくコミュニケーションをとる時間にしています。
北斗市の地図、道南の地図を広げながら、夏休みの家族の計画を立てる時間をもてたらすてきですね。