第91号 6月30日
メタボ対策と食育
天気も良いし、最後の鉄棒かなーと思って外に出ました。
風邪引きの子はちょっとお休みして、「さあ、みんな、準備体操を兼ねて走るぞー。」グラウンドのまだ白い線が残っている運動会のトラックを走るのに、子どもたちには、「いいかい、一週目は、先生を追い越しちゃだめだよ。一周して先生が、笛を鳴らしたら、自分のペースで走っていいからね。」って言ってスタートしました。体育で走るっていう時は、だいたい一緒に走ります。そこは現役教師ですから、まだまだがんばれます(そう思っています)。
子どもたちを二列で並ばせたまま一周して、笛を吹きました。
さあ、男子の多くはダッシュです。私も、ちょっと「負けず魂」を出してダッシュしてみました。ついてくる、ついてくる、真剣な顔をして、私を追っかけてきます。最後に、N君に惜しいところで、抜かされてしまいましたが、堂々の?二位でした。
ちょっと話がずれますが、実は、ゴールデンウィーク当たり、からダイエットを始めて、76キロあった体重が先週、69キロ代を切りました。昔から慎重から100を引いて0.9をかけたのが理想体重と言われますが。慎重170pの私はあともう少しです。給食のおかわりは、できるだけがまんして、家での食事は、ご飯(米)なしの生活で、野菜がほとんどです。
最近、体が軽くなったことを感じます。歩いても、走っても、以前のように、すぐに息が「ハー、ハー」ということがなくなりました。子どもたちと走っても、以前よりずっと長く走ることができます。体についている肉数キロって大きいもんだなあと思います。
学級のお父さん・お母さんは、まだいわゆるメタボを心配する年ではないかもしれません。そして子どもたちも今成長盛りなので、いっぱい食べて、いっぱい遊んでというところで、ダイエットなど関係ないかもしれません。でも、やがてもうちょっと年を重ねて、標準体重を少しずつ上回り始めたらっていう時に思い出してもらえればと思います。
自分は、ずっと健診では「ふとりぎみ」をキープしていました。でも、「ぎみ」なので、何にも気にしていませんでした。おやつはバクバク、ジュースはガブガブでした。別に体の調子が悪いという自覚はありませんでしたが、今いくらか動きが軽やかになると、やっぱり以前は体に負担がかかっていたんだろうなあと思います。
「おなかすいたー」の毎日ですが、朝一番に体重計に乗るのがちょっと楽しみで、もうちょっとがんばってみようと思います。
最近の肥満の児童の傾向は、不規則な食事、そして制限のない間食などに原因があることが多いようです。中学生、高校生になって、病気などの要因でなく、いたずらに太っている子を見かけると、小さいときに親がもう少し「食」に関心を持っているとこうならずに済んだのになあと思うことがあります。体が大きいとどうしても体が食べ物を要求しますから、強い意志がないと、食べるのを我慢することができません。ですから、今のうちから、食事時にきちんと食べさせる、偏食をできるだけなくす献立を工夫する、間食をできるだけ控えさせるなど、食育について、ご家庭での話題になればと思います。
T君、空中前回り(前方支持回転)クリアです。わがクラス初の快挙です。また、K君、足抜き成功です。おめでとうございます。