第86号 6月24日
高齢者大学のみなさんとの交流
月曜日、北斗市の「せせらぎ大学」(高齢者大学)の皆さんに来ていただき、昔の遊びや学校、家、乗り物、道具、そして、戦争のことなどを話してもらいました。
毎年高齢者大学の皆さんには年に二度ほど来ていただき、一年生では、昔の遊びの指導、二年生では、昔の話をしていただき、子どもたちと交流を深めています。今日は、一組、二組それぞれ八名の大学生の皆さんが訪れました。
おじいちゃん、おばあちゃんからはこんなお話をいただきました。
昔は給食がなくて、弁当だったこと。それも白い米でなくて、恥ずかしくて弁当を隠しながら食べたこと。
乗り物は、馬車や馬そりで、馬そりに勝手に竹のそりでつかまって滑って、しかられたこと。
大野川でいっぱい泳いだこと。
けやきの木は当時からもあったが、八十年くらい前は、子どもが両手を広げて三人ぐらいで一回りしたこと。(今は七人で一回りでした。)学校のすぐ裏が河原でそこに生えていたこと。
大野小は二クラスで、男子の組、女子の組に分かれていたこと。男子が女子の組に入るなど許されなかった。(子どもたちは、男女別の方がいいって言っています。)教室は一クラス50人ぐらいはいた。
駒ヶ岳が噴火した時、石が火の玉のように飛んできて、たいへんだったこと。
戦争でB29がやってきて、函館山の近くのお寺がいっぱいある所にばくだんが落ちて、火事になったこと。空から弾が落ちてくるので、逃げ回って、防空壕に入ったこと。
テレビは、天皇陛下がご成婚された時に、広まったこと。大野でも十字街のところにあったテレビに人だかりができたこと。
食事は、いもの塩煮。しおからを乗せててたべたこと。肉はめったに口に入らなかったこと。
教室の楽器は、オルガン。あと、子どもはハーモニカだった。
続いては、子どもたちの作文から
S〜おじいちゃん、おばあちゃんが、むかしのことを話してくれてうれしいし、むかしの教室には、50人ぐらい人がいたっていう話を聞いたら、びっくりしました。
R〜ハーモニカのつかいかたが、わからないので、6年生になったらいっぱいあたまに入れます。
K〜おじいちゃんが、むかしのことを教えてくれて、うれしかったです。
Y〜おじいちゃんとおばあちゃんが、だんちのことを話してくれました。すごくよかったです。
S〜おじいちゃんが、車の形を教えてくれて、とともくわしくわかって、とてもうれしかったと思います。
S〜がっこうのことやたべもののことや学校の人が何人とか教えてくれたから、学校のことや食べもののことや学校の人が何人か、とかのことがわかりました。
M〜おじいちゃんとおばあちゃんがむかしののりものやたべものや学校のことやけやきの木のことをいっぱい教えてくれてよくわかった。
D〜おじいちゃんとおばあちゃんが、車のことやたべもののことを教えてくれてありがとう。
M〜むかしは、小学校の生とが50人ぐらいいるとはビックリしました。
M〜むかしのことをおじいちゃんおばあちゃんがいっぱい教えてくれて、とってもおもしろくて、よくおぼえれるし、わたしは、とてもいい勉強になりました。また、こんど大の小学校におじいちゃんやおばあちゃんがきてもっとむかしのことやきょうのことじゃないことを話してほしいです。
R〜学校に五十人教室にいて、すごいと思いました。でも昔の人たちは、白い米じゃないので、かわいそうでした。
T〜昔は、米がしろじゃないからへんだと思った。
R〜おじいちゃんおばあちゃんが、学校の教室やこくばんはばいだったけど、学校の大きさはおなじでも人ずうもおおいのに学校まそのままなんてふしぎだとおもいました。
W〜学校で五十人ぐらいいたって聞いたからびっくりした。
M〜きょう、おじいちゃん、おばあちゃんたちが、昔のことを教えてくれて、うれしかった。
K〜すごくおもしろくって、どうぐとかわかった。
S〜おじいちゃんやおばあちゃんに教えてもらってうれしかった。ぼくは、さいごらへんに「テレビはありますか」と聞いて、ぼくは、テレビがあると思いました。でもなかったです。
C〜おじいちゃん、おばあちゃんが、のりもののことや学校のことを、教えてくれて、よかった。
N〜おじいちゃんおばあちゃんが食べもののことを教えてくれて、すごくうれしかったです。
A〜おじいちゃん、おばあちゃん、わたしは、はかまとかむかしの教室に人がいっぱいいたのがすごいと思いました。
M〜むかしのたべものがわかったよかった。
T〜おじいちゃん、おばあちゃんたちが、学校のことを教えてくれて、50人ぐらい子どもがいて、すごいと思った。
T〜きょう、おじいちゃんとおばあちゃんがきて、むかしのことがわかりました。
M〜いものしおには、一日だったらいいけど、まい日だったら、いやだなあと思いました。