第85号 6月23日

鉄棒の授業で「やったぜ」が続出

 一時間目というのは、朝学習、朝の会とあわただしく始まりますが、今日の最初は体育、みんなで鉄棒に取り組みました。
 外に出る前に教室で、子どもたちにアドバイスしました。逆上がりを最終目標にがんばってほしいこと。逆上がりができないような体型の子はいないので、全員がんばりしだいでできるようになること。練習しなければ絶対にできるようにならないこと。授業でもがんばるけど、休み時間などでも根性でがんばってほしいこと。できた子、特に最近できるようになった子は、できない子の気持ちがわかるでしょうから、アドバイスしてあげること。鉄棒は親指と人差し指で、しっかり握ること。手を離さない限り落ちることはないこと。
 そんなことをお話して外に出ました。準備体操をして、練習開始です。できた子は、できなかった子のめんどうを見ています。見て回っているとR君が、くるりと逆上がりをしました。「あれ、前までできなかったんじゃなかった?」って聞いたら、「今やってみたらできた。」とのこと。こういうふうに、ちょっとやったらすぐできるっていう子もいるんだなあと思いました。もともと運動神経がいいということもありそうです。
 その他に、Tくんは、空中逆上がり(正式には後方支持回転)をちょっと練習してくるりと回って、拍手。Mさんは、足抜きが「できないできない」と言っていましたが、足の裏を鉄棒によいしょとかけて、回ったらできました。後ろからの足抜きもおしりをがんばってあげて、これもうまくいきました。
 新しくできた人を授業の終わりに鉄棒の前でみんなに紹介して、みんなで拍手をしました。これからも引き続き、休み時間などで、子どもたちの指導にあたっていきたいと思います。何とか全員逆上がりをと心の中で思っています。

少々落ち着きに欠ける行いが多いこの頃です。

 運動会当たりから、男子を中心に休み時間など、少々落ち着きに欠ける行動が目についてきています。
 ちょっかいをかける、また、それに頭に来てやり返すみたいなところがあります。原因はささいなことですが、行為がささいなものでで終わらなくなって、がっちりお目玉をもらうこともあります。
 その根底にある要因はいろいろ考えられますが、そういうことが多いと、子どもの中にストレスがたまり、そのはけ口が小さい子、弱い者、物になっていくことがあります。
 子どもたちには全体指導、そして個人指導で、心のケアを進めています。必要に応じて保護者とも連携していきたいと思います。また、私も気をつけて子どもたちを見ていきますが、ご家庭でのお子さんの様子で気になることがありましたら、相談いただければ幸いです。