第84号 6月20日
風邪が流行ってきています。
今週半ばあたりから、学級でというより学年で風邪が流行ってきています。朝の会の時でも、「ゴホン、ゴホン」という席が目立っていました。発熱による欠席もありましたが、今日は、熱による早退も二名ありました。
主な症状は、咳、喉の痛み、頭痛、発熱などと押さえています。全校的には風邪が流行っている状況はありませんので、二年生のみということになります。偶然か、ばい菌が蔓延しているのか、わかりませんが、学校においては、空気の入れ替え、うがい・手洗いを指導してきます。ご家庭におきましても、お子さんの体調管理に注意され、調子の悪い時は、受診するなどのご配慮をいただければ幸いです。
痛ましい事故が発生していますね。
子どもたちに今朝、二つのニュースについて、お話しました。一つは、小学校屋上の光を取り入れる窓から、落下して、なくなった小学生のこと。もう一つは、小学校のプールのフェンスを乗り越えてプールに落ちたと思われる保育園児の話です。悲しい事件・事故が多い昨今ではありますが、特に学校が関係する事故を聞くと、人ごとには思えず、その都度「気を引きしめて。」と自分に言い聞かせます。
このような事件が起きると、管理体制はどうだったか、担当の教員の目配りは十分だったかという責任が問われます。私も教員として、皆様の大切なお子さんをお預かりしている以上、子どもたちの安全に対しては、最大の注意を払っております。しかしながら、現実として、子どもたちの全てに完全に目を届かせるということは不可能な状態にあります。
先日、クラスの子が窓にこしかけて叱られるという事案がありました。一つ間違えば事故につながることもありえます。
ニュースに出た事件とクラスの事案も紙一重かもしれません。私はクラスの子どもたちに、あぶない行動はしないこと、ちょっとしたふざけが大事故につながってしまうことがあることを改めて指導しました。そして、命はたった一つであり、大切にしなければならないことを訴えました。
小学校二年生の子どもたちにとっては、何があぶないか、どこに危険があるのかが、わからないまま、大人が見て危険な行いをしているということも多いのではないかと思います。屋上から落ちた子も、まさか、天井が自分の体重の重みで割れるとは思ってもいなかったわけです。まして子どもたちは二年生です。私も、子どもたちと生活する中で、命に関わる可能性があるものについては、学級全体で指導していきます。
また、それぞれのご家庭におきましても、家の中の、そして、地域の危険箇所について、子どもたちにどこがどのように危険なのかを言い聞かせていただきますよう、よろしくお願いします。