第65号 5月30日

 運動会まであと一週間

 運動会は今度の土曜日、あと一週間となりました。毎日、授業の半分ぐらいが運動会の練習の状態です。さらに紅白リレーの練習は、中休みということで、選手になっている子どもたちは、休み時間返上で、練習に励んでいます。
 リレーの方ですが、私が低学年リレー担当ということで、一年生から三年生まで、男女、赤青白黄、学年二名ずつ、計48名を指導しています。今日で練習は二回目ですが、「あなたたちは、学年の代表として出てきたすばらしい選手たちです。態度もとっても立派委ですよ。」「三年生、リーダーとして下級生の面倒をよくみてくれてありがとう。」と子どもたちをほめながら、指導しました。子どもたちはしっかりしていて、昨日は並び方、今日は入場、バトンタッチ、退場をやりましたが、とってもきちんとできていました。普段だったら、大きい声で、「こらー、ちゃんとやらなきゃだめだべさー。」って叫んでいるところかもしれませんが、リレーの練習は、大きい声を出さなくても、子どもたちをほめながらやると、すごくいい動きをしてくれるなあと感心していました。当日もきっと立派な動きをしてくれると思います。お楽しみに。
 あと、仕上がりにちょっと苦労しているのが、リズム。全体として、私は踊りを覚えるのはあきらめましたが、子どもたちは踊りや体型変換も覚え、たいした上手に踊っています。私は、子どもたちの間を回りながら、「楽しそうな顔をしてー。」、「動きを大きく見せようね。」って励ましています。苦労しているところが、多くの子が一生懸命踊っている中で、自分の力を出し切れずに、踊っている最中でもおふざけモードから脱出できない子がまだ何人かいることです。低学年ですから、多少はしかたのないところもありますが、クラス全体が一つになれた達成感を子どもたちに体感させたいと考えておりますので、全体の中で、また、個別に指導して、集団の中での一人一人の動きが揃うことの大切さを指導していきたいと思います。
 私は、運動会の練習でも、教室でのお勉強でも、けじめをつけるということを最近よく指導しています。子どもたちには「切り替えスイッチ」とも言っています。何かやる時、ずっときちんとしていることは難しいのは、十分わかっています。ですから、背筋をのばしてきちんとしなければならない時、そして、ちょっと気を抜いていい所とうまく切り替えてほしいと思っています。私が「話します。」と言った時、他の先生方や、子どもたちが、発表する時は、きちんと顔を上げて話してを見るなどなど、きちんと気持ちと態度を切り替えることができるように指導を続けたいと思います。
 この運動会も、終わって、「やれやれ終わった終わった。」で終わらないで、一つでも今後の生活規律に生かすことを学べるように毎日子どもたちを鍛えていきたいと思います。