第52号 5月16日

 宿題点検

 今日、木曜日提出の宿題に書写ノートの2ページをやってくるというのがありました。きのうの「ひばり」でゆっくり書かせたというのです。8名の子どもが忘れてきました。
 多くの子は、ひばりの片隅に書いていったということですが、それぞれ家でいろんなことをしている間に忘れてしまったのでしょう。
 忘れてきた子は、立ってもらって、これからどうするか話してもらいました。「今度から忘れないようにします。」と気持ちを述べてくれ、忘れないためにどうするかということで、「ひばり」に書くとか、「手に書く」とかありました。私は付箋を子どもたちに見せて、「先生はこんなの使って、職員室の机にぺたぺた貼って忘れないようにするんだよ。この引き出しに入れておくからみんなも使っていいよ。」と言いました。手に書くっていうのが多かったのがちょっとびっくりしましたが、おうちの方もよくそうすることがあるのでしょうか。一番確実そうですが、「おうちの人におこられないの。」って聞いても、「大丈夫。」って言ったので、それも一つの方法かなって、「じゃあ、明日こそ忘れないようにしてね。」と指導を終えました。
 忘れないために、メモをしていくことは、社会人としては必須の常識。子どもたちにも「忘れそうだから、メモをとらなきゃ。」という習慣を少しずつつけて、ふだんからできるようにしていきたいと思います。

 リーダーの条件

 今日は雨がぱらついていたので、生活科は、一年生と遊ぼうの準備の続きをしました。この前の時間は、担当とリーダー、だいたいの内容、必要なものを決めました。
 今日から、実際の作業にかかってもらいました。私は、始める前に、リーダーについて、ちょっと語りました。
 「リーダーになった人は、みんなのまとめ役です。みんなの意見を上手に取りまとめていって下さい。リーダーだから、人に命令したり、偉そうな態度はとらないでください。それとリーダーは、人の3倍働くつもりでがんばってください。そうすると、みんなは『すてきなリーダーだなあ。』と思って言うことを聞いてくれますから。」という話をしました。
 今日は、釣りのリーダーのMさん、紙芝居のSさん、ボウリングのR君、そして、段ボール列車の臨時リーダーのT君、それぞれ、苦労しながらも取りまとめている様子がうかがえました。子どもたちの要求でコピーや物を職員室に取りに行っても、去年だったら、すぐ「先生―。」って職員室に来たのに、今年はそんなこともなく、「先生、おそかったっしょ。」などと言いながらきちんと待っていることができました。「あんたたち大人になったねえ。」とほめてあげました。
 回っていても、ポツンとしている子はおらず、みんなグループで分担した作業をこなしているのが、えらいなあと思いました。結構大がかりなことをしているので、あと何回か準備の時間を作ります。いつ実際の一年生と遊ぼうの会をするかはまだ、日程がはっきりしていませんが、子どもたちも力が入っているので、きっと大成功するのではないかなあと楽しみにしています。