第36号 4月30日
35号の続き
ぼくは、時計のことを話します。ぼくは、はじめは、時計が読めませんでした。今では、学校で勉強したので、だいぶよめるようになりました。今度は、もっと勉強してすらすら読めるようになりたいって思います。
私は、自転車のことについて、話します。はじめは、転んでばかりいました。お父さんに、後ろをつかんでもらいました。おとうさんが、「放すよ。」と言いました。放したら乗れました。今では、お姉ちゃんの自転車も乗れるようになりました。今度は、自分の自転車で試験も受けたいと思います。
ぼくは、サッカーが好きでした。サッカーがおもしろいからやりました。はじめはうまくなかったけど、今では、ちょっとうまくなりました。今度はもっとうまくなりたいです。
残りのMさん、D君、M君、Mさん、Tさん、Sさん、K君、T君は水曜日に発表してからということで。
さて、子どもたちの発表を聞いていて、まあ、こんなもんなんだろうなあとは思っていますが、もっともっとうまくなる要素があります。まだ「書いたものに頼っていること」私は、まず話すことを紙に書かせて、次にグループで発表させて、そして、頭に入れるため、もう一度個人練習をして本番に臨みました。でも、人の心を動かす発表であるかと言えば、もうちょっとだなあという感想です。でも今回の書くことを順序立てて伝えるということは貴重な機会になったと思います。朝のスピーチをはじめ、いろんな機会で、子どもを鍛えていきます。
最近よく思うのですが、人は納得しなければ動きません。動いても心は動いていません。だから、無理やり子どもを謝らせるようなことは、いい指導にはなりません。親子の関係、夫婦の関係、保護者と教師の関係もそうです。相手の心に伝えて、心を動かすためには、今回の話し方というのも人が生きていく上で、持ち合わせていなければならない技能なのかもしれません。相手に「そうだよねえ。」「すばらしいね。」と気持ちを伝えられるようにするためにも、相手の目をとらえて話をすること、うわべだけではなく、本音で語っていくことなど大切ですね。