第29号 4月24日

 春を描く

 この間の図工では、「春のパレット」ということで、絵の具によるぬり絵をしました。三枚やって、私が参観日ように、一番上手かなーと思うのを掲示させていただきました。
 さて、今週はということで、今度はそう簡単にはいかないぞということで、ぬり絵ならず、白い画用紙に自分で春を描くということでがんばってもらいました。
 私は黒板に、イメージだけで描いた絵と、観察して細かいところを描いた絵を描いて、どこが違うかに築かせました。子どもたちの意見は、左の細かいところを描いた方がいいということでまとまりました。「今日はよーく見て描くことが目標です。」と伝え、外に出ました。
 今日も外は暖かい春の陽気。探検バッグを画板に、そとへ出てスケッチしました。
 最初に桜、次に水仙、最後にチューリップの場所にそれぞれ10分ずつスケッチする時間を取りました。
 子どもたちの作品を見ていると、この一年で観察する力っていうのは、すごく発達しているなあとつくづく感じました。「先生、花びらが六枚あったよ。」、「水仙の葉っぱはずいぶん細長いね。」などと私に報告してくれる子がいました。上のスケッチはTさんのです。葉の形、桜の枝など、しっかりと観察していることがよくわかります。すばらしい作品です。来週もう少し時間をとって、しっかり色をつけさせていきます。できあがりが楽しみですね。