第28号 4月23日
春を感じて
一年で一番いい季節がやってきました。昼間はジャンパーなしで外出できますし、もしかしたら半袖でも十分なくらい暖かい日が続いています。
教室のすぐ横のおばちゃんの畑のチューリップ。昨日見た時は、小さなつぼみだったのに、今日の中休みに通ったら、赤い花、そして赤の中にちょっと黄色が混じった花が咲いていました。また、春のシンボルであるつくし。国語の教科書の詩のように、「すぎなのこ」ということで、雑草の代名詞のひとつであるすぎながぐんぐんと石の間から顔を出してきました。
校庭の自転車小屋の前の桜、それと教頭先生の公宅の前の桜、いずれも昨日はつぼみだったのが、今日の朝には見事にピンクの花をさかせていました。
毎日歩いている桜並木の桜のつぼみも、はちきれんばかりに膨れています。明日、明後日には、一斉に、咲き誇るのではないかと思います。
校区内のすばらしい桜の名所。週末あたりは、ご家族で、堤防沿いをそぞろ歩きしてみるのはいかがでしょうか。
さて、そんないい季節。この間の「春を探して」に続いて、すっかり春になった季節を肌で感じてもらおうということで、生活科の授業の一環として、学校の周りを小一時間散策しました。
子どもたちは、玄関を出てすぐの桜の花から始まって、こぶしの花、むらさきツツジ、水仙、クロッカス、チューリップなど春の花々を見つけました。また、ありやクモ、わらじ虫なども見つけました。
道路を歩きながら、「先生、○○を見つけたよ。」と次々に私に報告をしてくれました。
この間は、並び方でお目玉をもらっていましたが、今日は、ちょっとおだてながら、「今日はとってもそろっているねえ。」と励ましていると、この間よりはお行儀よくあるくことができたと思います。
教室に戻って、観察カードを書きました。短い時間でしたが、子どもたちは夢中で書いていました。給食時間が迫っていましたので、早くできた子がせっせと準備して、給食をまだの子の分も運んであげることにしました。このへんの連携は、私がいちいち指示しなくても、「ぼく、五回も運んであげたよ。」っていう調子で、パッパと準備ができました。というわけで、気持ちよく、一日が終わりました。