第10号 4月10日

 9分13秒。

 みなさん、覚えています?一年生の最後の授業参観日で百マスをやった時、最後まで一生懸命がんばっていたRさんの姿を。その後も25マス計算でおうちでもがんばって、ついに結果を出す日がきました。
 今日、久しぶりに子どもたちに百マスをやらせました。その結果、Rんさんが9分13秒。ついに10分を切りました。Rさんが終わって「ハイ」って元気に言った時、拍手が起こりました。みんなで喜びあえたということは、また2年1組の大きな財産となりました。
 彼女のもう一つすごいところは、ご覧の通り、一つのミスもないことです。
 さて、百マスですが、二年生ではどのように扱うか、R先生とも相談しているところですが、毎日毎日はやめようと思います。今日の全児童の平均が223秒、一年生の時の前回の記録が233秒ということで、時間をおいてやった方が時間短縮になっています。因子として、朝自習ではないので、集中力があったこと、それに前回平均の母集団に入らなかった子の分が除かれていることなどを考慮しても、10秒ですから、標準偏差を考えると、速くなったとは言い切れませんが、記録が後退した事実は見受けられませんでした。その分、書くこと、読むことにもう少し力配分をかえていければと思います。
 それともう少し分析を加えてみました。子どもたちにどの段(○+△の△の数)が簡単かということを、順に書いてもらいました。結果は、予想通り△+0、つまり0の段が一番簡単というデータでした。以下、1、2、9、3、5、4、6、7、8の段という集計結果でした。9の段が速いというのは、安心、でも意外だったのは8の段が一番苦慮しているということです。百マスの計算後、○+9及び○+8のやり方については、指導しましたが、まだ、速くなる要素はありそうです。
 記録は全てとっていますので、子どもたちを励ましながら、これからも、分析しながら、計算力の向上と百マスについて、調査、研究をしていきたいと思います。裏は子どもたちの感想です。

子どもたちの百マスの感想


R 早くなったからうれしい。
Y 百ますはにがてだったけど、できるようになれました。
S ひさしぶりにやったのでとてもたのしかった。
K ぼくはまえより1分おそくなりました。
A たのしかったです。
N たのしかった。
Mまえよりおそくなった。
Mまえよりはやくなったと思ってとてもうれしかった。それとつかれました。
Cまえよりはやくなりました。
R百ますはたのしかった。
Mたのしかった。
Sひさしぶりにやったからきんちょうした。
Sずっとまえよりもおそくなってくやしかったです。
Rまえより8びょうおそくなった。
T百ますをやってたのしかった。
Kたのしかった。
Wまえよりおそかった。
Tがんばった。
Mまえとおなじじかんだった。
Dひさしぶりだから百マスがおそくなった。
Tひさしぶりだったからちょっとつかれた。 Rちゃんが百ますはやくなってよかったです。
Sまえより百ますがはやくなった。
M前よりおそくなったけど、気もちよかったです。
Mまえのほうがはやかったからくやしかったです。

 子どもたちの作文から

 きょうから二年生です。べんきょうとうんどうでがんばります。
 きょう、休みじかんに、グランドにいっててつぼうをやりました。さかあがりができなくて、れんしゅうしたら、できました。てつぼうっていいな。ささ木先生でよかった。

 きょう、ぼくはべんきょうをやりました。学校からかえってら、6回もべんきょうをしました。それでぼくは国語3かいと算数を3かいずつやりました。それでとてもたのしかったです。ぜんぶべん強をやって国語と算数もかんたんでした。ひっ算もありました。