第1号 4月7日

 今年もどうぞよろしくお願いします。

 この度、再び縁がありまして、一年生に引き続きまして、2年1組の学級担任をさせていただくことになりました佐々木朗です。皆様の大切なお子さんをしっかりとお預かりし、しっかりと指導していき参る所存でございますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。
 さて、子どもたちが社会の第一線で活躍する二十一世紀は、まさに激動の時代となることが予想されます。少子高齢化、国際化、情報化時代は目まぐるしく変化しています。これから子どもたちが生き抜く時代は良くなっていく方向に向かうか、その逆の道をたどるかと考えた時、やはり不安の念を禁じえないのは多くの保護者の皆様も同じではないでしょうか。
 そのような中、教育も詰め込み型からゆとり型へ、そしてまた見直され、現在のキーワードは「生きる力」という大きなテーマのもとに学力、体力、心の育成を図っていくことが強く求められています。
 生きる力、つまり、これから先、不透明なカオスの時代を迎えるにあたって、何か困ったことがある時、自分の力で考え、状況を判断して、周りと協力して、解決への手立てを施していくということが求められます。知識を知恵に変えて使えるような力が大切です。そして、周りの人とうまくやっていく、周りの人に信頼される、「あの子がいてくれたらみんなたのしいんだよね。」と言われるような人に育てていくことが大切です。
 昨年、一年間、心の優しい子、進んでやる子、子どもを鍛える、子どもにしっかりとした学力をつける、など何回にも通信などで示してきました。今年度も引き続き、子どもたちの今の学力や心を育てるとともに、いつの時でも、十年後、二十年後に、「教え」として、心に刻まれるよう、先を見据えながら、子どもたちに語っていきたいと思います。そして、ダメなことは絶対ダメだと納得するような指導をしていきます。
 最初から、施政方針演説みたいな固い話になってしまいましたが、今年度も、こんなスタイルで、私の思いや子どもたちの様子などを伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。尚、昨年度は後半より、「毎日出し続ける」みたいな気負いを持っていましたが、今年は「ひばり」については少し力を抜きながら、伝えたいことがあった時に綴っていくというようにしたいと思いますので、ご理解をよろしくお願いします。
 今年も保護者との連携はできるだけ密にしながら、子どもを育てていきます。また、保護者の皆様におかれましても、「先生の耳に入れようかなー。どうしようかなー。」と迷った時は、迷わず、私の耳に入れて下さい。
 一年間、どうぞよろしくお願いします。