第261号 3月21日
入学式で歌の練習
4月になって、子どもたちは、2年生になります。その初仕事が、入学式での歓迎の歌です。新二年生は、4月4日(金)9時30分登校です。(授業日数には入りません。都合がつかない場合は連絡ください。)そこで最終練習して、入学式での披露となります。ですから、入学式7日は、他の学年(10時頃下校)より遅くなり、11時45分頃下校です。細かいことは、あとでせせらぎに出ると思いますので、そちらをご覧ください。
さて、そのようなわけで、子どもたちは、練習に取り組んでいます。
水曜日は、一回目の全体練習ということで、視聴覚教室で練習をしました。今回の発表内容は、送る会でも披露した「さんぽ」とよびかけです。
今回は、私がしきりということで、私が子どもたちの前で最初にしゃべったのは、「何のためにやるのか。」ということです。一組の子どもたちからも、二組の子どもたちからも、考えが発表されました。「おめでとうの気持ちをつたえるため」、「学校は楽しいところだよって教えるため」、「早く大野小学校になれてねっていう気持ちを伝えるため」など出ました。
前にも書いたかもしれませんが、「何のため」いわば目的っていうのを私はいつも大切にします。ですから、子どもたちに何かやらせる時も、「やらせることになっているから、やらせる」のではなくて、「子どもが何のためにやるかわかって、そのために自らのきもちでやる」というところにこだわっています。それがぶれると、意欲も持たないですし、心がこもらない行動になってしまうからです。
そんなわけで、目的を確認した後は、それをどう表すかということで、子どもたちと確認しました。「おはゆ。(大きく、はっきり、ゆっくり)」。「気持をこめて。」、「一年生の目をしっかり見て。」などたくさんの意見が出ました。私は黒板に、「大きく、はっきり、ゆっくり」と書いて、よびかけ、歌の練習をしました。
二度ほどの練習で合格をあげました。私は、練習は量より質と思っています。ものにもよりけりでしょうが、この手の出し物は、何回もやるよりも、二、三度、表現方法などをアドバイスして、最後にいっぱいほめてあげて自信をつけさせて、時間前に終わるというのが、低学年のコツかなあと思っています。
あと、学期中に一度、そして、前日と練習して本番を迎えます。