第257号 3月17日

 底力のある子どもたち

 子どもの力ってすごいなあと思いました。今日は、あまり時間がとれなかったのですが、授業の後半、一人だけでしたが、教科書を見ないで、「語って」もらいました。Aさんです。
 彼女はふだんの読みも、とても気持ちをこめて大きな声で読んでいます。一斉読みでは、いつもみんなを引っ張っていっています。きょうもそんな調子で強弱をつけて、語りはじめました。一ページ目、二ページ目、あぶなげなく、通過します。きのうつっかかってみんなゴングがなった三ページ目も通過、四ページ、五ページになると、周囲から「オー!」っていうような感嘆の声が漏れてきます。七ページ目、がまくんがかたつむり君に手紙を頼んで、それを待つあたりまで、読み進めることができました。ゴールまであと少しです。がんばった結果に今日もみんなで大きな拍手をして、Aさんの努力をたたえました。
 私は、もちろんできませんが、脳がまだやわらかいお父さん、お母さん方でもここまで覚えるというのは、まず困難に近いでしょう。子どもの能力にまたまた驚かされました。
 Aさんのお母さんに、「今日は、Aさん、えらかったよ。」って暗唱のことを教えてあげたところ、「家でもこちらがはずかしくなるくらい感情をこめて読んでいます。」と練習の様子を教えて下さいました。これに刺激を受けて、目が闘志を燃やしている子も何人かいました。きっと猛特訓して月曜日やってくるのではないでしょうか。できたら一生の財産です。クラスから達成できる子が一人でも出れば、クラス全体の財産にもなると思います。

 今日の給食台、床とも、給食当番と食器を下げにいっている間に「きれい」になっていました。子どもたちをうんとほめてあげました。学習の成果ですね。とてもうれしかったです。

 子どもたちの作文から

 きょう、ぼくはおうちに2つあっただんボールでトンネルをつくりました。ガムテープをつかって、2つのだんボールをがんじょうにとめました。入口にビニールテープでカーテンをつけました。ぼくのトンネルきちのかんせいです。くぐってあそんでたのしかったです。

 きょう、ぼくは、じっけんをしました。しゃぼんだまのじっけんをしました。よういするものは、せんざいとアルミホイルとスプーンとさらと水13どです。しゃぼん玉は、せいこうしmした。外でともきくんと3ねんせいと2年生であそびました。みんなぼくに「おしえて」といいました。みんなせいこうしました。ぼくはとてもよろこびました。

 きょう、ぼくが学校を休んだら、ささき先生が家にプリントをとどけてくれました。
 百ますけいさんのプリントでおなじもんだいのプリントが二まいあったので、おかあさんとたいけつしました。
 ひきざんとたしざんをやりました。けっかはひきざんもたしざんもぼくがかちました。
 でもたしざんは、一もんまちがえました。おかあさんは、おそかったけど、ひきざんもたしざんも百てんでした。
 でもぼくのタイムが早いのでおかあさんは、おどろいていました。また、たいけつしたいです。

 きょう、おうちで百ますけいさんをしました。たしざんは、2分15びょうで、ひきざんは、2分20びょうです。きょうは、いちばんはやいきろくでした。1分は、ぜんぜんいきません。おかあさんは「すごいね。!!」とほめてくれました。あと「きょう一ばんのきろくだね。!!」と言ってくれました。だけど、たしざんは、いっぱいまちがっていました。おわりです。