第232号 2月22日
最後の坂遊び
生活科の冬の遊びで、約束していた最後の雪坂でのそりすべりをしました。
昼下がりの5時間目、快晴の青空でした。この間絶不調になった時のグラウンドと違って今日は、青空も輝いてみえました。
雪も春の雪。水分をしっかり含んだ重い雪です。坂の方も、だいぶザラメ状態で、だいぶ雪も解けたのでしょう、ところどころ黒いものも浮き出してきました。今日はとっても春の日差しを感じました。
子どもたちは、満面の笑顔で、自分たちの作ったそり、そして赤、青、ピンクの学校のそりで、楽しみました。
今日は慣れてきたようなので、「立ち乗り」もOKとしてみました。やるわやるわ、次々とスノボーの格好で坂を降りる子どもたち。でも下までいく前にほとんどがてっころびます。それでも、大きな声でケラケラ笑ってまた挑戦しています。T君が一番バランスがとれていたかな。「うまいぞー」って言って、何回も声援を送りました。
時間もあっという間に立って、子どもたちを帰さなければならない時刻。もう少し、もう少しという子どもたちを集めて、教室に戻りました。玄関で、「先生、今日、すっごく楽しかった。作文に書かなきゃ。」って言ってた子がいました。私もとってもその言葉がうれしかったです。
心が動いた時の文っていうのはとても生き生きしています。作文ってそういうもので、毎日がんばって書くのも良しですが、何かこうやって書きたいときに力を入れて書いてくれるのもまた良しかなあと思います。でも、子どもの感動って高まりやすく冷めやすいところもあるから、本当に作文に結びつくかちょっと?のところもありますが。次の通信の「子どもたちの作文から」を楽しみにしていて下さい。
私もこうやってだいたい毎日綴っていますが、読まれている皆様には、「先生、今日の文に力入っているなあ。」と思う時と、「だいぶ今日のは苦労しているみたい。」って感じることはあるのだろうと思います。今日はどうでしょ。