第222号 2月14日
熱烈なお別れ
今、お茶の水のホテルの部屋で書いています。今日はいよいよ東京出発。楽しみ半分、子どもたちとちょっとですけれど会えない寂しさが半分というところ。音楽、国語、算数、算数とやって、給食を食べて、掃除をして出発です。今日は、水曜日、全員で中休み掃除の日です。掃除開始12時53分、掃除終了ジャスト1時。目標の7分をクリア。子どもたちを全員座らせて、「立派なもんじゃない。明日、明後日いないけど、いろんな先生と楽しくやってね。そんじゃバイバイ。」というわけで、子どもたちとさようならをしました。
ところがぞろぞろ着いてくるわ、着いてくるわ。ジャンパーを取りに更衣室へ行く時も、パソコンをしまいに、職員室へ行く時も、半分以上の子が私に付きまとって、服を引っ張ったり、腕にからみついてきたり。この子たち昼休み遊ぶところないからなのねえ、と思っていたけど、「早く帰ってきてね。」、「いなくなっちゃうの、寂しい。」などと声をかけらえて、子どもたちはマジモードか、と思うと、なんか私の方までジーンときてしまいました。さながらその状況は、転勤する先生の最後の見送りの様子そのまま。玄関の前まで、みんな来て、「さようなら。」、「さようなら。」という感じでした。
こういうのって、悪い気はしないですねえ。無性に子どもたちがかわいいなって感じる瞬間でありました。おみやげもちょっと奮発しようかな。
さて、今日の天気予報は、午後から大荒れ。職員室でも、「今日午後から飛行機飛ぶのかい?」などという会話が飛び交っていましたが、私は、「ここは北海道の空港。この位の雪ではへこたれません。」と心配もすることなく、妻に送ってもらって、空港へ。
ジャーン。「滑走路除雪中。東京からの飛行機が来れないかも。」という案内が。「まあ、除雪が終われば大丈夫でしょ。」と思っていたところ、「飛行機が引き返しましたので欠航です。」というアナウンス。急いで手続きをして、切符を手配した旅行会社に連絡。すぐに駅に向かって、空路から陸路に変更しました。旅に縁遠い私を車内まで連れて行って下さいました。ありがたかったです。こういうのが仕事へ付加価値をつけるっていうんだなあとつくづく感謝しながら、感じました。久々のJR、生まれて初めての東北新幹線と何とか乗り継いで東京まで、たどり着きました。いろんな経験ができて、貴重な一日になりました。
明日は、いよいよ研究会。混み合うので早めに出ようと思います。