第212号 2月4日

 心の鬼退治

 来年度の保護者説明会で頭がいっぱいだった私は、節分のことなど全く頭になく、学校に来たら、R先生が一組の分まで用意していただき、急きょ学活の時間に豆まきをしました。
 まず、節分とは何かという話をして、その後、「鬼は外」とはどういうことかをお話しました。
 「鬼は、角が生えた鬼がどこかにいるんじゃなくて、心の中にいるものです。みんなの心の中にいるんだよ。自分の心の弱さをこの豆まきで追い出そうとするっていうこと。『泣きむし鬼』、『おこりんぼ鬼』いろいろいるんじゃないかな。」
というお話をして、子どもたちに、プリントを配って、心の鬼を書いてもらいました。
子どもたちの心の鬼は以下の通り
T〜おこりんぼ鬼 他9
R〜わすれんぼ鬼 他1
S〜いたずら鬼 他13
R〜びょうきおに 他4
M〜わすれんぼ鬼 他13
M〜おこりんぼう鬼 他2
M〜だめ鬼 他7
S〜なきむし鬼 他16
S〜わすれんぼ鬼 他3
T〜むだづかい鬼 他4
A〜なきむし鬼
M〜おくびょう鬼 他12
C〜べんきょう鬼 他8
W〜なきむし鬼 他4
R〜なきむし鬼 他2
S〜いたずら鬼 他1
K〜いたずら鬼
D〜いたずら鬼 他2
K〜くいしんぼう鬼 他3
Y〜おてつだいしない鬼 他3
M〜べんきょうしない鬼他10
(M、T、N お休み)

まあ、豆まきしていたずらがなくなるようだったら、毎日豆まきしますが(笑)、それでも、自分の弱い心ってどんなところかなっていうことを振り返る機会としては、良かったんじゃないかなあと思います。
 みんなに鬼を書いてもらったあと、型通り、私が鬼のお面をかぶって、子どもたちの間を「ガオー、ガオー」って通り、袋に入った豆を子どもたちがぶつけて、季節の風物詩は無事終わりました。

 子どもたちが帰って午後からは入学説明会。学校の担当ということもあり、お母さんたちの前で、入学の心得や入学式のことをお話させていただきました。私は、ず太いようですが、小心者でして、朝からドキドキ、お母さん方60名の前でもう最高潮に上がってしまいました。プレゼンを作りましたが、なかなかうまく話せず、私が一年生を持ってみての、子どもたちのしつけ、親のかかわりなど話させていただきました。一年先輩の皆さんも、いろいろ学校のことを尋ねられることはあろうかと思いますが、「学校は楽しいところ。」、「先生方は、優しく、厳しく教えてくれる。」というように答えてあげて下さいね。