第208号 1月30日
インフルエンザにかかったら
他学年では、ボチボチとインフルエンザにかかっている児童がいます。当然兄弟関係もあり、広まってくる可能性もあります。
急に39度以上の発熱があった場合インフルエンザが疑われます。インフルエンザは、一日から三日の潜伏期間を経て、急に発熱し、悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛などがあり、鼻水、喉の痛みなども伴うことがあります。発症してから三日間から七日間は、ウィルスを排出し、人に移す可能性があります。
ですから、解熱をした後二日を経過するまでは出席停止となります。(学校保健法施行規則第20条)ただし、医師から別に指示があった時はそれに従って下さい。出席停止は、欠席扱いになりません。
予防は、ワクチン接種がありますが、今からご家庭でもできることとして、@手洗い、Aうがい、B適度な湿度(50%〜60%)の保持、C規則正しい生活をして十分な休養と栄養を取ること、D不特定の人が入り乱れる繁華街や人混みへ行かないこと、などがあります。
子どもたちにとっても、親にとっても学校を休むというのは抵抗があるかと思います。三、四日のお休みは、あとでいくらでも回復できますので、インフルエンザが疑われる場合、その他、体調がすぐれない場合は、休ませることをためらわないようお願いします。
一日のテレビの視聴時間はどの位?
東京の公立中学校が有料の塾を開いたというニュースが話題になっていますね。紆余曲折はあったようですが、実施が始まりました。
その学校のホームページを見ました。民間人校長が採用され、入学式で、「本校では、2時間以上テレビをつけっぱなしで見せている世帯のお子さんの学力は保障しません。」と宣言したそうです。テレビやゲーム、パソコンなどのディスプレーを見ている時間は、何時間位でしょうか。一日の学校の授業時間は5駒×45分=3時間45分です。一週間ですと、22駒×45分=16時間30分です。それに対して、テレビやゲームの時間はどれ位でしょうか。
その校長先生は、このディスプレー視聴時間を語らないで、学力を語るのはナンセンスと述べています。調査によると日本の小中学生の平均の毎日のテレビの視聴時間は2時間15分以上といわれています。これを1時間15分以内にするというのが学校の合言葉にしているそうです。
気分転換のテレビやゲームが、生活の大きな一部分になっていないでしょうか。家庭での時間は勉強ばかりではなく、家族の一員としての仕事、家庭での団欒(おしゃべり、一人ゲームでない家族での遊び)、自分の好きなこと(工作、ピアノなど)、そして読書など、お子さんの生活をもう一度振り返ってみるひとつのきっかけになればと思いました。