第202号 1月25日

 マルつけ終了

 今日、木曜日をもって、子どもたちが冬休みにがんばってきたお勉強のマルつけやチェックを全てすませて、お返ししました。最初、左写真のようにドーンと積みあがって、さあ、何日かかるかなあと思いながら、まず一週間以内でということで、がんばりました。
 私もたいへんだったけど、これだけがんばって子どもたちに大きな拍手です。特にオプションで日記や百マスをどっさり持って行った子が最後までやり切って、「プリント出しすぎたかなあ。」半分、すごいなあ半分でした。
 三学期も一週間、子どもたちの家庭学習はもう進行形で、どんどん提出されています。今学期も、おうちでまるつけをしていただけるものは、まるつけをして提出を、お時間がない時などは、そのままで結構ですので、どんどん出してくれるようお待ちしております。

 仕返しは得にならず

 今日、子どもたちに、自分がやられたことに腹を立てて、仕返しをしたという事例(学級でのことではないんです)をもとに、「仕返し」っていうことで、お話をしました。
 今現在、この地球上でもきな臭いにおいがしているところがあります。宗教上のこと、領土のこと、原因は根深いものがあるのでしょうが、とどのつまり、「やられたからやり返す。」というのが現状だと思います。子どものけんかでも、「どっちが先にやったの?」と聞いて、あっちだ、こっちだと言うことになって、発端がわかることもあるし、どっちが最初かわからないこともあります。
 国の場合も最初は仲が良かったはず。ましてや、同じ学校に、同じクラスにいる仲間は、ずっといがみ合っている関係であるはずなどありません。
 「けんかして腹が立ってくると、だんだん、きたない言葉も出てくるし、手も出てくる。でも、そうならない前に、『もうやめようや。』っていう小さな勇気を持つことを考えてみようね。」というようなことをお話しました。
 昨今、親族間、友人間の怨恨による殺人事件などをいやでもニュースとしてよく耳にします。カーッとすると見境がつかなくなってしまい、捕まって初めて事の重大性に気づくようです。私も学級担任として、子どもたちのカーッとなる気持ちになる前に指導し、また、カーッとなっても、その後冷静に自分自身を振り返り、本当にカーッとすることが得策であるのかじっくり考えさせる時間を作り、日々の子どもたち同士のトラブルなどを通しながら、子どもたちに指導していきたいと思います。