第198号 1月22日
子どもたちがやってきて
休み中は、教室へ行っては日めくりのこよみを一枚めくり、ざりがにに餌をやる毎日。教室は冷え切って、子どもの姿もなく、シーンとしていた毎日でした。
今日からは違います。教室は、冬休みの楽しい思い出をいっぱい持ってきた子どもたちの元気な声が響いています。「これが、学校だ。これが教室だ。」と思いました。自由研究の工作や、課題やオプションの勉強など机の上は整理が追い付かない位、たくさんの提出物がありました。子どもたちの工作は今日はまだゆっくり見ていませんが、明日からは、一人一人発表してもらい、みんなでじっくりと見ていきたいと思います。
さて、お勉強の課題の方です。今日中に全部チェックをするのは不可能なくらいたくさん勉強してきました。マルツケも保護者の皆様にだいぶご協力いただきましたので、できるだけ早めに返していきます。子どもたちの話を聞くと、「泣きながらも頑張ったよ。」というたいへんな思いをしながら最後までがんばった子もいました。今、ドーンと積まれた課題の山は多少チェックを終えて、その高さは低くなりましたが、その量に感動しました。高さを単純に24で割ったにしても、紙の枚数にしてはかなりになるなあと思います。
形になって現われるプリントの山も驚きますが、子どもたちの学力となっている「力」を考えると、すごいなあと思う次第です。
三学期も、たまーに宿題、そして、普段は課題ということで、プリントなどを渡していきます。子どもたちの実態や時間に合わせ、ご利用くださいますようお願いいたします。
正答率の高い傾向のある子
昨年全国一斉に小六を対象に学力テストが行われました。その中に学習への取り組みの様子や普段の生活の様子を尋ねる質問がありました。設問への解答と学習への取り組みや生活の様子とのクロス集計をした結果が文科省のホームページに出ていました。
国語〜国語の勉強が好きな児童、国語の勉強が大切、役に立つと思う児童。新しく習った漢字を実際の生活で使おうとしたり、相手や場面に応じた言葉づかいに気をつけたりしている児童。国語の授業で自分の考えを話したり書いたりしている児童。
算数〜算数の勉強が好きな児童、算数の勉強が大切、役に立つと思う児童。算数の授業で学習したことを生活の中で活用できないか考えたり、
暗算をしたりする児童。算数の問題の解き方が分からないときにあきらめずに考える児童
全体的〜家で学校の宿題をする児童。家や図書館で、普段から1日当たり30分以上読書をする児童。テレビゲームやインターネットをする時間が短い児童。朝食を毎日食べる児童、学校に行く前に持ち物を確認する児童。毎日、同じくらいの時刻に寝たり起きたりする児童。家の人と学校での出来事について話をする児童。新聞やテレビのニュースに関心がある児童。自分にはよいところがある、人の気持ちが分かる人間になりたいと思う児童、ものごとを最後までやりとげて、うれしかったことがある児童。学校のきまりを守っている児童。
つまり、物事に前向きに取り組む子、そして、毎日の生活がしっかりしている子ということが言えそうです。他にも興味深いデータが載っていますので、ぜひアクセスしてみてください。